2008年02月19日

夜行バスに11時間

[ 交通 ]

 諸事情により、今回の松山からの戻りは夜行高速バスとなりました。夜行バスに乗ったのはこれが四度目です。しかし一回目は約20年前に乗った東京-大阪なので、さすがに体力的な前提が違います。残る三回は四日市-東京、東京-仙台という、いずれも所要時間が6時間前後の短いものでした。
 それに対し、今回は道後温泉発19時40分で新宿着が7時20分というもの。実際には少々発車が遅れた上に、30分以上早く着きましたが、それでも11時間載り続け、というバスでは自己新記録となる移動でした。

 乗っていて困ったのは、フットレストなどは完備しているのですが、全体的に椅子の作りが小さく、やや窮屈だ、という事でした。乗ったとき、パッと見ですが、女性比率が高いと思いました。今にして思えば、一定以上の身長がある男性が敬遠するので、必然的にこうなるのかも、とも思いました。
 また、「22時消灯」というのも日付が変わるまで起きるのが普通、という生活をしている身としては困りました。しかも、カーテンを閉めるという指示まであるので、外を見ることすらできません。おかげで、初の淡路島上陸(?)となったのですが、それを目で確認することは何一つできませんでした。
 何とか寝付いた朝5時過ぎに、SAに停車ということで電気がつきました。私はその時、即座に目が覚めました。しかしながら、車内の半数くらいは、そのまま寝ていました。夜行バス慣れしている人なのでしょうか。
 かなり貴重な経験でした。そして、やはり自分としては、夜行で長距離移動するなら鉄道だ、と改めて認識させられた旅ともなりました。

2008年02月19日 22:30