2007年10月16日

CS第二S第3戦、完封リレーを喫する

[ 野球 ]

 クライマックスシリーズ第二ステージのファイターズ対マリーンズ第3戦はグリン投手と渡辺俊介投手が先発。右相手という事で福浦選手と大松選手がスタメンに復帰し、またDHには橋本選手が入りました。
 マリーンズは3・4回と1死から安打が出ますが、後続が倒れ、先制できません。一方、渡辺俊投手は3回までファイターズ打線を1安打に抑えます。しかし4回、先頭の稲葉選手に二塁打されると、四球と内野安打で1死満塁となり、続く坪井選手の内野ゴロの間に先制を許します。

 ここまで2試合は、いずれも先制した直後に逆転、という展開でした。しかし今日は、その直後の5回表を三人で抑えられてしまいます。
 続く6回、1死からTSUYOSHI選手と早川選手の連打で1・2塁と同点機を作ります。しかし続くここまで2安打の福浦選手、さらにはサブロー選手も倒れ、ここでも得点できません。
 その裏、渡辺俊投手は簡単に2死を取ります。しかしそこから稲田選手と森本選手に連続二塁打を喫し、追加点を奪われます。ここでベンチは継投に入りますが、今日は大失敗。二番手の藤田投手、三番手の久保投手がともに打込まれ、結局この回計6失点で7対0となり、ここで試合はほぼ決まりました。
 続く7回も連続四死球で走者は溜めますが、得点できません。結局、グリン投手に対し、5安打2四死球と走者は出しましたが、1点も取れませんでした。
 そして大差ながらファイターズは8回から武田久投手とマイケル中村投手を投入する必勝継投を見せます。いずれも走者は出ましたが、得点には至らず、完封リレーを喫しました。観客数は今日も4万2,222人でした。
 これで、対戦成績は1勝2敗に。日本シリーズに進出するには引分けすら許されない状況となりました。しかし、これが昨年だったら今日で終わっているわけで、その分得したと考えるべきでしょう。
 明日の先発はスウィーニー投手と小野投手。何とか踏ん張って、最後の成瀬投手につないでほしいものです。

2007年10月16日 00:23