2007年09月28日

成瀬投手の快投と竹原選手の2発で快勝

[ 野球 ]

 福岡のホークス対マリーンズは和田投手と成瀬投手が先発。今日は左先発という事で、昨日同点適時打の福浦選手が外れ、三番には竹原選手がはいりました。また、オーティズ選手の代わりに堀選手が8番二塁に入っています。
 マリーンズは初回2死から、その三番抜擢の竹原選手が左翼席に7号ソロを放ち、先制します。
 前回のホークス戦では1失点ながら11安打された成瀬投手ですが、今日は2回まで無走者投球。3回に先頭打者にバント安打されますが、次打者を併殺に打ち取るなど、ここも0点に抑えます。

 打線は2回の無死2塁の好機を逃し、3回も安打は出るも盗塁失敗もあって三人で終わります。
 しかし4回、この回先頭の竹原選手が今度は左翼席に8号ソロ。この8本中4本が和田投手相手となりました。実はオープン戦でも竹原選手が本塁打を打った事があり、その時、和田投手は「もう打たれない」というような談話を残していたのですが、正反対の結果となってしまいました。
 さらに続くサブロー選手が安打すると、二盗、さらには三盗を決めます。そしてベニー選手の犠飛で生還すると、さらに失策もあって走者をためたあと、今江選手の2点適時二塁打が出て和田投手は降板。さらにTSUYOSHI選手の適時打でこの回、4安打で大量5点を挙げて6点差にします。
 援護を貰った後も、成瀬投手の好投は続きます。ホークスに5安打されますが、うち3本は内野安打。5回も先頭打者に安打されますが、ここも併殺に抑えます。
 9回も1死から安打されますが、続く多村選手をこの日3つめの併殺に打ち取って試合終了。2塁を踏ませない好投で今季4度目の完封を達成しました。これで成瀬投手は16勝目。防御率・勝率に続き、最多勝の可能性も見えてきました。また、2位ホークスとのゲーム差も0.5に。明日勝てば2位に浮上します。観客数は3万1千1百人ほどでした。

 所沢のライオンズ対ファイターズは岸投手とグリン投手が先発。2回に振り逃げと四球でためた走者を金子誠選手が2点適時二塁打で帰してファイターズが先制します。しかし、ライオンズも昨日4安打の和田選手が今日も好調。2回裏に17号ソロで1点差にすると、4回裏には2打席連続の18号ソロを放ち、ライオンズが追いつきます。
 さらに7回には銀仁朗選手の今季1号ソロでライオンズが勝ち越します。しかし直後の8回表、四死球と内野ゴロでファイターズが1死2・3塁とすると、セギノール選手に2点適時打が出て、即座に逆転。後は武田久投手とマイケル中村投手の継投で逃げ切り、ファイターズが勝利。優勝マジックを3としています。観客数は1万1千2百人ほどでした。

 神戸の合併球団対イーグルスは近藤投手とバス投手が先発。2回の日高選手の5号2ランで勝ち越した合併球団が3点リードで中盤を迎えます。しかし、イーグルスは5回に1点差とすると、7回に草野選手の適時打で追いつき、2死2・3塁から礒部選手の2点適時二塁打で勝ち越しに成功。さらに8回にも1点を加え、7対4で勝利。再びライオンズと並んで同率4位となっています。観客数は今季の神戸最終戦という事もあり、2万2千7百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対ドラゴンズは安藤投手と川上投手が先発。0対0で迎えた5回、川上投手自らの二塁打を足がかりにドラゴンズが無死1・2塁とし、荒木選手の1号3ランで先制します。,br />  タイガースも6回裏に連打で無死2・3塁としますが、内野ゴロの1点止まり。しかも直後の7回にウッズ選手の適時打で突き放されます。
 その裏も、久々一軍復帰の今岡選手の二塁打などでまたもや無死2・3塁としますが、ここはドラゴンズ継投陣に抑えられて0点止まり。そのまま4対1でドラゴンズが勝っています。
 ドラゴンズはこれで残り6試合でマジック6に。一方のタイガースは8連敗。これにより、ベイスターズにも自力CS進出が復活してしまっています。観客数は4万8千5百人ほどでした。

 広島のカープ対スワローズは黒田投手とグライシンガー投手のエース対決。しかし、グライシンガー投手は4回で6失点し、早々とKOされます。
 黒田投手は7回まで6安打ながら1失点。しかし8回、先頭で代打に出た古田兼任監督の安打を足がかりに、ユウイチ松元選手の2点適時打が出ます。さらに古田兼任監督はマスクをかぶり、9回にも二塁打を放ちます。しかし、試合は7対3でカープが勝利。黒田投手は完投で12勝目を挙げています。観客数は7千6百人ほどでした。

2007年09月28日 01:05