2007年09月22日

平均39歳継投で敗れる

[ 野球 ]

 仙台のイーグルス対マリーンズは一場投手と吉井投手が先発。今日は里崎選手・ズレータ選手・早川選手がスタメンから外れ、二番にはオーティズ選手が入り、大松選手が五番。下位は橋本選手・大塚選手・塀内選手という並びでした。
 マリーンズは初回に2安打、2・3回は先頭打者が安打し、特に3回は2死満塁とまでしますが、いずれも得点できません。
 一方、久々の一軍登板となった吉井投手は1・2回は安打されながら0点に抑えます。しかし続く3回、2死1塁から草野選手に8号2ランを喫し、先制を許します。連続完封負け中だったイーグルスにとっては、これが37イニングぶりの得点でした。

 吉井投手は続く4回にも失策で出した走者を適時打で帰してしまい、続く5回にも追加点を失い、この回途中で降板。またしても、移籍初勝利はなりませんでした。
 マリーンズは42歳の吉井投手の後は、39歳の高木投手、42歳の小宮山投手と、今季二度目となるベテラン継投を見せますが、いずれも本来の調子でなく、追加点を許してしまいます。
 打線も遅まきながら6・7回と点を取り、一時期は3点差まで迫ります。しかし、8回、犠飛で追加点を奪われると、34歳と今日の投手リレーでは「若手」となる藤田投手が登板。しかし、山崎武選手に42号2ランを打たれ、ダメ押しを喫してしまいます。なお、山崎武選手はこの本塁打で、本塁打と打点の二冠をほぼ確定させています。
 試合はそのまま9対3でイーグルスが勝利。首位ファイターズとのゲーム差は5.5となってしまいました。観客数は1万5千8百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対合併球団はスウィーニー投手と岸田投手が先発。4回にファイターズが高橋選手の9号満塁本塁打で逆転しますが、合併球団も6回に追いつきます。
 そして5対5で迎えた8回裏、ファイターズが無死1・3塁と好機を作ると、続く高橋選手の内野ゴロが失策となってファイターズが勝ち越し。さらにこの回打者一巡で8点を挙げ、一気に試合を決めました。これでファイターズに、リーグ優勝マジック8が点灯しています。観客数は2万5千1百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対ホークスは岸投手と杉内投手が先発。3回までは両チームあわせて1安打の投手戦でしたが、4回に杉内投手が突如制球を見出し、三連続を含む4四球で先制点を献上します。
 岸投手は9回途中まで5安打3四球ながら無失点の好投。打っては7回に2点を追加したライオンズが3対0で勝利。岸投手は10勝目を挙げています。観客数は1万1千5百人ほどでした。

 神宮のスワローズ対タイガースはグライシンガー投手と安藤投手が先発。2回2死1・2塁からグライシンガー投手に2点適時二塁打が出てスワローズが先制。3回にタイガースも関本選手の6号ソロで1点を返しますが、4回に安藤投手がつかまって5失点。打線はグライシンガー投手相手に8回までに8安打しながらソロのみの1点に抑えられ、8対1と大敗。タイガースは首位陥落となっています。観客数は2万6千6百人ほどでした。

 名古屋のドラゴンズ対カープは川上投手と黒田投手のエース対決。ドラゴンズが森野選手の15号3ランで逆転しますが、カープも7回に追いつき、そのまま延長戦に入ります。そして迎えた11回裏、2死2塁で打席に入った中村紀選手が左翼席に19号サヨナラ2ランを放ち、5対3でドラゴンズが勝利。首位に返り咲いています。観客数は3万4千5百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ベイスターズは高橋尚投手と寺原投手の先発でベイスターズが負けたようです。観客数は3万8千1百人ほどでした。

2007年09月22日 02:43