2007年09月02日

追いついた直後に勝ち越され、惜敗

[ 野球 ]

 マリンスタジアムにマリーンズ対合併球団戦を観に行きました。今日は、船橋に新築するマンションの宣伝もかねて、穴吹工務店が試合の協賛スポンサーとなり、保持しているバスケットボールチームの選手並びにマスコットが来ていました。
 それはいいのですが、穴吹工務店のマンションと言えば「サーパス」です。そしてかつての資本提携の名残もあり、この名前は合併球団の二軍チーム名でもあります。そしてバスケットボールチームのマスコットは、そちらの「サーパス」のマスコットでもあります。というわけで、合併球団一軍のマスコットも来ていたため、今日は相手球団系のマスコットが四人も来る、という事態になりました。
 試合のほうは小林宏之投手と川越投手が先発。今日も福浦選手は欠場。里崎選手はスタメンに復帰して五番に。その関係で、オーティズ選手が七番、ベニー選手が八番という並びになりました。
 マリーンズは初回、早川選手が安打するも、ズレータ選手が併殺打を打ってしまい、三人で終わります。直後の2回表、小林宏投手は、1死から北川選手に詰まらせながら右前に落とされ、さらに四球と内野安打で二死満塁に。しかし、何とか日高選手を打ち取り、0点に抑えます。

 その裏も先頭のサブロー選手が歩くも、結局三振ゲッツーで三人で終わります。
 しかし続く3回裏、先頭のオーティズ選手が安打すると、続くベニー選手の打球は中堅フェンスに直撃する二塁打となり、無死2・3塁とします。そして今江選手が犠飛を放って先制してなお1死3塁。しかし、続くTSUYOSHI選手のスクイズは外されてベニー選手はアウトに。結局1点しか取れません。
 しかし直後の4回表、小林宏投手は先頭のローズ選手を歩かせると、1死からいい当たりとは言えない安打が続いて満塁に。そして自らの暴投で追いつかれます。続く大引選手の遊ゴロは、マリーンズ得意の前進守備で本塁タッチアウトとしますが、続く日高選手にこれまた詰まりながら中前に安打されて逆転されます。
 さらに6回には1死からこの試合4つめの四球を出すと、犠打で進まれ、坂口選手にこれまた詰まりながら中前に落とされ、2点差をつけられます。
 結局、小林宏投手はこの回で降板しましたが、不運な当たりが多かったとはいえ、四球が多く、しかもその歩かせた打者に二度生還されるなど、本来の調子ではなかったようです。
 一方、打線は川越投手に4回から6回まで無走者に抑えられます。しかし、まだ球数的にも余裕があるにも関わらず、ここでカーター投手に継投。これはマリーンズに幸いし、この回先頭のズレータ選手が安打を放ちます。サブロー選手は倒れるものの、打席には里崎選手が。ここでコリンズ監督がマウンドまで走ってアドバイスを送りますが、効果なく、里崎選手は左中間スタンドに10号2ランを放ち、マリーンズが追いつきます。
 しかし直後の8回表、前の回から登板の川崎投手が先頭の後藤選手に安打されます。ここで三番手の薮田投手が登板。犠打などで2死2塁となり、打席には4回に勝ち越し適時打を放った日高選手。そして打球は、フワッという感じでそのまま右翼フェンス直撃の適時二塁打に。これで再び勝ち越されます。
 そして9回にはローズ選手に外国人選手初となる通算400号で、かつ本塁打数で首位に並ぶ40号ソロをバックスクリーンに打たれてダメ押し。打線も大久保投手と加藤大投手の継投に抑えられ、5対3で敗れ、約半月ぶりのカード負け越しとなってしまいました。観客数は2万4千1百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対ホークスは八木投手とガトームソン投手が先発。序盤から投手戦となり、5回まで八木投手は3安打、ガトームソン投手は1安打とともに抑えます。しかし6回、1死から金子誠選手がチーム2本目の安打を放つと、四球で2死1・2塁となった後、稲葉選手の適時打でファイターズが先制します。
 しかし直後の7回表、2死無走者から田上選手が内野安打すると、井手選手も続き、さらにスタメン抜擢の荒金選手が四球を選んで満塁に。ここで辻選手の打球は内野と左翼の中間へ。工藤選手がダイビングキャッチを試みますが、ボールがグラブからこぼれ、2点適時二塁打となり、ホークスが逆転します。
 ガトームソン投手がその裏を抑え、8回は篠原投手と柳瀬投手でつなぎ、ホークス1点リードで9回裏に。ここでホークスはここ2試合連続で救援に失敗している馬原投手でなく、三瀬投手を起用します。しかし、先頭の田中賢選手が安打し、稲葉選手の内野ゴロで1死塁に。ここで遅ればせながら馬原投手が登板しますが、セギノール選手を歩かせた後、高橋選手の内野ゴロで2死2・3塁となります。ここで打席は先ほど逆転される守備をしてしまった工藤選手。そしてその打球が渋く二遊間を抜き、二塁の代走・紺田選手も一気に生還。逆転サヨナラでファイターズが3対2と勝利しています。観客数は2万9千5百人ほどでした。

 仙台のイーグルス対ライオンズは朝井投手と小野寺投手が先発。初回に、1死からエンドランを決めて1・3塁としたイーグルスが、山崎武選手の内野ゴロ野選で先制します。
 朝井投手はほぼ毎回安打を打たれながら、7回まで無失点。しかし打線も、4回の1死2・3塁などの好機を生かせず、1対0のまま終盤となります。
 そして7回、イーグルスは1死1・3塁とし、ここで山崎武選手は倒れますが、続く憲史選手が2点適時三塁打を放ち、大きな追加点を挙げます。
 ライオンズは直後の8回に和田選手の2ランで1点差まで迫り、さらに2死満塁とまでしますが、逆転には至らず。9回は小山投手が三人で抑え、3対2でイーグルスが勝利。これで、イーグルスはライオンズを三タテし、入れ替わって四位に浮上しています。観客数は1万6千1百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対スワローズは安藤投手と川島投手が先発。初回にラミレス選手に22号2ランを打たれた安藤投手ですが、2回から5回までは走者を出しながら何とか抑えます。
 一方、5回まで川島投手に2安打に抑えられていたタイガース打線ですが、6回に2死1塁から安打と四球で満塁とすると、葛城選手の適時打で1点を返します。
 そして1点を追う展開ながら7・8回を久保田投手とウイリアムス投手で抑えると、その継投が実り、8回裏に無死1・2塁から葛城選手が再び適時打を放って追いつきます。
 こうなると勢いはタイガースで、9回表を藤川投手が抑えると、その裏、失策を足がかりに無死満塁とし、桜井選手が中前に弾き返して3対2とサヨナラ勝ちしています。観客数は4万8千4百人ほどでした。

 広島のカープ対ドラゴンズは大竹投手と中田投手が先発。初回に1死1・2塁から前田智選手の通算2001本目の安打でカープが先制すると、4回には前田智選手が13号3ランを放って追加点。その後、2点差となった7回に梵選手の13号ソロで突き放すと、さらに前田智選手に適時打が出てダメ押し。カープが6対2で勝ちましたが、前田智選手はそのうち5打点を叩き出しています。観客数は1万5千人ほどでしたが、この数字を見ると、昨日、前田智選手が安打しなかったほうが、営業上良かったのでは、などとも思ってしまいました。
 横浜のベイスターズ対読売は土肥投手と西村投手の先発で、ベイスターズが負けたようです。観客数は2万4千6百人ほどでした。

2007年09月02日 23:42