2007年08月17日

完敗で一日で三位に逆戻り

[ 野球 ]

 札幌のファイターズ対マリーンズはスウィーニー投手と清水直行投手が先発。今日は昨日のヒーローであるサブロー選手が欠場。代わりに里崎選手が四番に復帰しました。また大松選手が7番左翼で竹原選手が8番DH、一軍で二人がともにスタメンというのは初めてかと思います。そして9番三塁には今江選手が復帰しました。
 また、この三連戦でファイターズは青を基調にし、胸に「HOKKAIDO」と書いた特別ユニフォームを着用。「鷹の祭典」の時もそうですが、今年はなぜマリーンズ相手の時に特別ユニフォームなのか、とも思いました。
 マリーンズは初回、2回と一死から走者が出ますが、オーティズ選手の好捕もあって、いずれも得点はできません。一方、清水直投手は初回は1死から連打され、2回も先頭打者を歩かせた後に犠打で進まれますが、こちらも0点で凌ぎます。

 続く3回裏、先頭の森本選手を歩かせると、続く田中賢選手がバスターエンドラン。ところが、これが二塁近くにいたTSUYOSHI選手の正面に飛びます。これで併殺かと思いきや、二塁塁審に当たり、内野手の前で審判に打球が当たった時の規定により無死1・2塁に。これに対し、両監督とも抗議に来るという珍しい事がありました。
 しかしこの不運な危機に対し、清水直投手は稲葉選手を三振に、セギノール選手を併殺に打ち取ります。
 すると直後の4回表、先頭の里崎選手が安打すると、続くオーティズ選手がこれまた遊撃正面の併殺コース。ところがこれを田中賢選手を失策し、直前の再放送のような形で無死1・2塁と逆に先制機を作ります。しかし、続くベニー選手が右飛を放つと、里崎選手が三塁を狙うも稲葉選手の強肩の前に三塁タッチアウト。続く大松選手も倒れ、こちらも貰った無死1・2塁を生かせません。
 そして0対0のまま迎えた5回裏、1死から金子誠選手の二塁ライナー性の当たりをオーティズ選手が取れずに内野安打に。そこから森本選手の二塁打と四球で満塁とされ、稲葉選手が左中間を抜く走者一掃の適時二塁打を放ち、ファイターズが3点を先制します。さらに高橋選手にも適時二塁打が出てこの回計4点。清水直投手はここでKOとなりました。
 打線はスウィーニー投手のチェンジアップの前に抑えられます。8回も先頭のTSUYOSHI選手がバント安打で出塁しますが、続く早川選手が倒れます。ここでファイターズは歌藤投手をワンポイントに起用し、福浦選手が倒れ、さらに武田久投手に里崎選手が抑えられ、ここも反撃できません。
 その裏、失策を足がかりに犠飛でダメ押しの1点を奪われ5対0に。9回も武田久投手に抑えられ、完封リレーを喫しました。これでチームは一日で三位に。また、ファイターズとのゲーム差も今季最大の6となっています。観客数は3万8千3百人ほどでした。

 仙台のイーグルス対ホークスは田中投手とスタンドリッジ投手が先発。初回にダブルエラーでホークスが先制しますが、その裏、リック選手の適時打でイーグルスが追いつきます。しかし、同点で迎えた3回に四球と松中選手の二塁打で2・3塁とし、田上選手の2点適時打で勝ち越します。
 田中投手は9回途中まで投げて8安打4四死球ながら3点で抑えます。しかし打線が2回以降3安打しかできず、最後は馬原投手が抑え、3対1でホークスが勝利。対田中投手初勝利を挙げています。観客数は1万4千8百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対合併球団は西口投手と川越投手が先発。6回までともに3安打無失点の投手戦に。ところが7回、川越投手が1死満塁とすると、ここで合併球団は高木投手に継投。ここでは併殺に抑え、成功と思われましたが、続く8回には栗山選手に適時打が出てライオンズが先制、さらにカブレラ選手にも適時打が出て2点目を挙げます。
 合併球団も9回にグラマン投手に対し、水口選手の適時打で1点を返し、さらに長打が出れば逆転という場面を作りますが、反撃もそこまで。2対1でライオンズが勝ち、西口投手は通算150勝を達成しています。観客数は1万3千5百人ほどでした。

 大阪ドームのタイガース対カープは杉山投手と宮崎投手が先発。4回に桜井選手の4号2ランでタイガースが先制します。杉山投手は6回を投げて5安打1四球1失点。7回には林選手の犠飛で追加点を挙げ、投げては7回以降にいつもの三人が抑え、3対1でタイガースが勝っています。観客数は3万4百人ほどでした。
 名古屋のドラゴンズ対ベイスターズは浅尾投手と三橋投手が先発。4対1で迎えた6回にドラゴンズは二番手に山本昌投手を送り込みますが、4安打で1点差にされて降板。さらに三番手のクルス投手から種田選手の代打2点適時打でベイスターズが逆転します。
 しかしその裏にドラゴンズがすかさず追いつき同点のまま9回に。ベイスターズは1死から安打が出ますが、代走の野中選手の盗塁を、本日スタメンの清水将捕手が刺して結局三人で終わります。
 そしてその裏、先頭のウッズ選手が四球で出ると、続く森野選手の犠打を捕手が失策してオールセーフにさらに井上選手が四球で満塁とすると、ベイスターズは制球に不安のあるホセロ投手を投入します。しかし、代打の谷繁選手への二球目がサヨナラ押し出し死球となり、6対5でドラゴンズが勝ち、首位を守っています。観客数は3万7千2百人ほどでした。
 東京ドームの読売対スワローズは内海投手と石川投手の先発でスワローズが負けたようです。観客数は4万5千4百人ほどでした。

2007年08月17日 23:50