2007年06月02日

ファイターズ、9連勝

[ 野球 ]

 今日は雨天中止の振替試合が二つありました。
 横浜のベイスターズ対ファイターズは加藤投手と吉川投手が先発。初回にベイスターズが先制し、一方のファイターズは2回から4回まで二人以上走者を出しながら得点できません。しかし5回に稲葉選手の犠飛で1点を返すと、セギノール選手が歩いた後、小谷野選手が2号2ランを放って逆転します。
 4回まで1安打に抑え、ここを抑えればプロ初勝利の権利を得る吉川投手でしたが、2死1塁にまでしたものの、そこから野中選手に安打された後、佐伯選手に同点適時打を打たれ、ここで降板となってしまいます。

 そのまま同点で迎えた8回、この回から登板した那須野投手相手に連打でファイターズが好機を作ると、さらに木塚投手相手に金子誠選手が適時打を放ち、ファイターズが再び勝ち越します。さらに9回にも暴投で追加点。一方投げては5回途中から救援した押本投手が7回まで1安打で抑え、8回は両武田投手が、そして9回はマイケル中村投手で締め、ファイターズが5対3で勝利。連勝を9に伸ばし、2位ホークスとの差を1.5としています。観客数は7千人ほどでした。

 神宮のスワローズ対合併球団は石井一投手と吉井投手という「元メジャー対決」。2回にローズ選手の4試合連続となる18号ソロで合併球団が先制します。しかしその裏、米野選手の適時打で逆転したスワローズが、さらに満塁からラミレス選手の走者一掃となる3点適時打でこの回一挙5点を挙げます。
 その後、合併球団もラロッカ選手の18号ソロなどで反撃しますが、7回以降はスワローズの継投陣に抑えられ、こちらも5対3でスワローズが勝っています。観客数は1万4百人ほどでした。

 ところで、合併球団は早くも「オーナー主導」で派手な人事異動をやっています。特にトレードで出した選手が活躍したために編成部門はかなりの粛正の嵐のようです。そして、かつての球団代表の井箟氏に続き、元GMで前監督の中村勝弘シニアアドバイザーが、GM復帰に近い形でフロント入りするそうです。
 ちなみに、オーナー氏は、マリーンズでレギュラーを獲得した早川選手の放出を特に強く批判していました。しかしながら、昨年の早川選手は、怪我をしたわけでもないのに出場試合数はわずか21でした。ちなみに今年はここまでで既に43試合です。という事は、使わなかった監督が悪いわけです。にもかかわらず、その前監督をフロントに入れて大丈夫なのでしょうか。まあ、昨年秋頃、マリンの対合併球団戦の左翼席に「中村GM復帰熱望」という掲示がされていたように、ファンは監督とGMの手腕は別物と認識しているので、さほど反対は出ないのかもしれませんが・・・。
 まあ、それ以前の問題で「球団低迷の最大の元凶」が、一番上に居座り続けている間は、誰をどこに持っていってもさほど変化はないでしょうけれど・・・。

2007年06月02日 00:17