2007年06月01日

残塁の山も完封リレーで5連勝

[ 野球 ]

 尾道でのカープ対マリーンズは高橋投手と成瀬投手が先発。今日も左投手相手とのことでスタメンは早川選手でなく竹原選手。投手を除いた顔ぶれは昨日と全く同じですが、昨日八番の堀選手が二番に入り、二番の青野選手が七番と、一部入れ替えはありました。
 初回、マリーンズは高橋投手の立ち上がりを攻め、TSUYOSHI選手と堀選手の連打で好機を作ると、外野フライで1死1・3塁とすると、続くサブロー選手の打席で重盗を決め、マリーンズが先制します。

 その後マリーンズは3・4回に先頭打者が出塁。特に4回は2死満塁としますが、追加点を挙げることはできません。しかし続く5回に1死から福浦選手が二塁打を放つと、2死後に里崎選手に適時打が出て、中盤に追加点を挙げます。
 一方、成瀬投手は6回までカープ打線を2安打1四球に抑えます。7回に先頭打者に安打され、2死後に安打されて初めて二塁に走者を進められますが、ここも得点は許さず、結局4安打1四球無失点で7回を抑えました。
 しかし、打線のほうは、昨日の効率のいい攻撃がうそのような展開に。6・7回と先頭打者が安打するものの後続がなく、8回の1死1・2塁でも追加点を挙げられず、10安打4四球ながら12残塁で結局2点しか取れません。
 そして8回は薮田投手が1安打に抑えると、9回は昨日に続いて小林雅英投手が登板。しかし1死から安打されると2死から四球を出し、三試合連続の2死1・2塁となります。そして森笠選手にもあわや適時打というファウルを打たれ、さらに安打性の当たりを右前に打たれますが、これをサブロー選手がダイレクトで取り、試合終了となりました。
 マリーンズは拙攻ながら月曜に続く完封リレーで5連勝となっています。成瀬投手は6勝負けなし。観客数は8千8百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対ライオンズはボーグルソン投手とグラマン投手が先発。2回に栗山選手の1号2ランでライオンズが先制。しかも3回を投げ終えたところでボーグルソン投手が肩を痛めて降板してしまいます。しかし4回、林選手の8号ソロで1点を返すと、七番に降格となった鳥谷選手が3ランを放って逆転します。
 一方、急遽救援の中村泰投手は4・5回を三者凡退に。6回に1点を返されますが、リードを守ります。そして7回は久保田投手が登板。2死2塁から安打を打たれますが、金本選手が本塁で刺し、同点にはさせません。
 そして直後の7回裏、1死から連打で好機を作ると、内野ゴロとシーツ選手の適時打で2点を追加。あとは久保田投手と藤川投手で抑え、タイガースが連勝しています。観客数は3万8千3百人ほどでした。

 豊橋のドラゴンズ対イーグルスは小笠原投手と青山投手が先発。2回にウッズ選手の20号と中村紀選手の10号とソロ2本でドラゴンズが先制しますが、直後の3回に高須選手と礒部選手の連続適時打でイーグルスが追いつきます。しかし4回に谷繁選手の3号2ランでドラゴンズが勝ち越し。その後、イーグルスも二番手の朝井投手が5・6回と抑えて粘りましたが、7回にドラゴンズが打者一巡の猛攻で6点を追加。そのまま10対2で大勝しています。観客数は1万2千1百人ほどでした。
 雨の中行われた神宮のスワローズ対合併球団はグライシンガー投手とデイビー投手が先発。同点で迎えた2回裏に、グライシンガー投手の適時打でスワローズが勝ち越し。さらに3回にもガイエル選手の10号ソロなどでスワローズが2点を追加します。そして5回裏終了時に雨が強くなり、そのまま4対1でスワローズが降雨コールド勝ちとなっています。観客数は9千1百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ホークスは内海投手と新垣投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万4千3百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対ファイターズは工藤投手とダルビッシュ投手が先発。初回にファイターズが先制しましたが、1回終了時で雨が強くなり、ノーゲームとなっています。

2007年06月01日 00:11