2007年05月18日

田中幸雄選手の二千本安打を観戦

[ 野球 ]

 昨日、ファイターズの田中幸雄選手が1999本目の安打を放ちました。となると、本日の二千本安打達成の可能性は濃厚です。今の仕事場は、窓から東京ドームが見えるほどのところにあることもあり、折角なので、観戦に行きました。
 最初の打席で安打が出なかった事を確認してから仕事場を19時ちょうどに出て、14分に東京ドームへ。ファイターズ戦には19時半を過ぎると内野自由席が半額となるお得な券があるのですが、もちろん、待たずに定価で入場しました。なお、入場券売り場には「ライトスタンドは立ち見」という表記が。また、三塁側内野席の奥を割引販売する「乾杯シート」も完売でした。

 試合のほうは金沢投手と山村投手という元タイガース対決に。初回にイーグルスが山崎武選手の16号2ランで先制し、その裏に金子誠選手の2点適時打で同点に。金沢投手は2・3回は無安打に抑えましたが、4回に山崎武選手の2打席連続の17号ソロでイーグルスが勝ち越します。その直後に客席に入りました。
 イーグルスは1死1塁からウィット選手がヒットエンドランを決めると、鉄平選手の適時打でさらに1点を追加します。
 そしてその裏、ファイターズの攻撃は6番の金子誠選手から。そして1死1塁で田中幸選手が打席に立ちました。外野席はもちろん、私のいた内野自由席も総立ち状態。そして田中幸選手は、2-0と追い込まれながら、三球目を弾き返すと、打球は1・2塁間を抜きます。内野の間を抜けて球の弾んだ瞬間まで見ることができました。これで二千本安打達成です。
 そして、ファイターズOBおよび、イーグルスの山崎武選手の花束贈呈がありました。
 しかし、この記念すべき安打で作った反撃機をファイターズは生かせません。さらに、5回に先頭の高須選手の放ったバウンドの高いゴロが投手内野安打になった上に、処理するときに金沢投手がどこかを痛めて降板します。そして急遽リリーフの伊藤投手が打込まれてさらに2点をイーグルスが追加します。
 さらに6回には2死1・2塁から礒部選手の2点適時二塁打が出ると、続く山崎武選手がこの日3本目となる18号2ランを放ち、この回4点を追加し、ついに二桁得点になります。
 その後、ファイターズも稲葉選手の3点適時三塁打などで反撃し、田中幸選手も猛打賞となりますが、中盤の大量追加点が大きく、11対6でイーグルスが大勝し、再びファイターズと並んで4位となっています。
 試合終了後、田中幸選手は負けた事もあるのか、なかなか出てきません。そのため、なんと左翼席のイーグルス応援団が田中幸選手の応援歌を歌うなどして、球場全体で登場をうながします。そしてやっと出てきましたが、右翼席前まで走って一礼し、再び走って戻りました。まあ、これも田中幸選手の人柄というものなのでしょう。
 ところで、今日は今季5試合目の球場観戦でした。うち4試合がマリーンズなのですが、1勝1敗2引き分け。その1敗がイーグルスなので、球場観戦で既にイーグルスの2勝を見た事になります。さらに二軍のマリーンズ対イーグルスでイーグルスが勝った試合もありました。偶然もあるのですが、改めて今季のイーグルスがこれまでと違うことを実感させられました。観客数は1万9千2百人ほどでした。

2007年05月18日 00:46