2007年05月10日

接戦に敗れ、「連敗ストッパー」に

[ 野球 ]

 大阪ドームの合併球団対マリーンズは川越投手と小野投手が先発。脇腹痛で先発を一回飛ばし、約20日ぶりの登板となりました。スタメンは、七番をベニー選手からワトソン施主に交代した以外は顔ぶれも並びも昨日と同じという、マリーンズらしからぬ(?)オーダーでした。
 2回表にマリーンズが里崎選手の2号ソロで先制します。しかし、初回・2回と二塁打を打たれながら0点に抑えてきた小野投手が、3回に早くも三本目となる二塁打を打たれると、ラロッカ選手の適時打で同点に、さらに前の試合で本塁打されたローズ選手に11号2ランを打たれ、逆転されます。

 4回にズレータ選手の適時内野安打でマリーンズも1点差に迫りますが、5回裏には村松選手の三塁打の後、ローズ選手の適時打が出て再び突き放されます。
 直後の6回にマリーンズも里崎選手の適時二塁打で1点差に迫り、川越投手を降板させますが、二番手の加藤大投手に後続が抑えられ、追いつけません。続く7回の2死1・3塁の同点機も潰すと後は走者が出せず、9回はカーター投手に抑えられ、3対4で敗戦。合併球団の連敗を10で止めてしまいました。観客数は1万1千2百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対ホークスは建山投手と水田投手が先発。2回に坪井選手の適時打でファイターズが先制します。しかし、3回まで1安打に抑えられてきたホークス打線が4回に小久保選手の適時二塁打で追いつくと、失策で逆転。さらに6回には柴原選手の4号ソロで追加点を挙げます。水田投手は6回に走者を残して降板し、続く二コースキー投手が打たれて1点差になりますが、そこから細かい継投で反撃を抑え、最後は馬原投手が締めてホークスが4対2で勝っています。これでホークスは対ファイターズ6連勝となっています。また、田中幸雄選手は今日もスタメンでしたが無安打でした。観客数は2万8百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対ライオンズは永井投手と岸投手の大卒新人対決。前回、2回で5点を失った岸投手ですが、今日も立ち上がりが悪く、押し出しで先制された後、山崎武選手に14号満塁本塁打が出て、今日は初回だけで5点を失います。
 ところが、ライオンズも細川選手と中村選手の二者連続本塁打などで反撃し、6回にはイーグルス継投陣の制球の乱れがあって2安打ながら4四死球で逆転します。さらに7回にも1点を追加して2点差としますが、8回に本日一軍に復帰したばかりのウィット選手の4号2ランで追いつくと、高須選手の適時三塁打で勝ち越し。さらに礒部選手にも適時打が出ます。
 9回に福盛投手が二死無走者から1点を失うものの、何とか逃げ切り、イーグルスが9対8で逆転勝ちしています。観客数は1万1千2百人ほどでした。

 神宮のスワローズ対ベイスターズは松岡投手と三浦投手が先発。3回に飯原選手の2試合連続となる5号2ランで逆転したスワローズがスクイズや犠飛などで追加点を挙げます。そして8回には青木選手の7号3ランなどで一挙6点を取ってダメ押し。終わってみれば10対4の大差で、スワローズが3連勝で最下位を脱出しています。観客数は1万4千2百人ほどでした。
 広島のカープ対ドラゴンズは大竹投手と浅尾投手が先発。今日も序盤から打ちまくったドラゴンズが3回までに7得点。一方、プロ初先発の浅尾投手はソロ2本を打たれたものの6回を3安打2失点。その後もドラゴンズ打線は得点を加え、2試合連続二桁得点で12対7で連勝しています。観客数は9千7百人ほどでした。
 甲子園のタイガース対読売は下柳投手と金刃投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万5千4百人ほどでした。

2007年05月10日 00:23