2007年02月08日

作ったようなタイミング

[ 漫画 ]

 本日発売のモーニングに載った「OL進化論」で、「ちゃぶ台返し」がネタになっていました。あの星一徹が広めた(?)伝統の「激怒を示す表現」です。その「ちゃぶ台をひっくり返したいような怒り」を20~30代の女性がどのような事を言われた時に感じるか、というお題なのですが、その最初の「嫌な言葉」として挙げられていたのが、今話題の(?)「子供は二人」でした。
 もちろん、描かれたのは例の発言がなされる前なわけです。政治業者がやらかした問題発言を風刺する漫画は昔からいくらでもありますが、発言に先立って描かれたというのは希有な例でしょう。しかも、それに対する「ちゃぶ台をひっくり返したくなるような怒り」という表現も絶妙です。
 単なる偶然とはいえ、その四コマは、その閣僚のおかげでさらに輝きを増したわけです。そう考えるとあの輩にも少しは「功績」があったと言えるかもしれません。どんな救いようのない人間でも何かしら役に立つ(?)ことがあるものだな、などとも思いました。

2007年02月08日 23:58