2006年12月04日

自由契約

[ 野球 ]

 12月1日付で自由契約選手の公示が12球団分まとめて行われました。基本的には「戦力外通告」を受けた選手で、一部に期限内に契約がまとまらなかった外国人選手がいます。さらに何人かの「引退して即そのチームのコーチ就任」という事が決定している人が、「自由契約選手」に含まれていました。
 かつては、「自由契約=解雇」「任意引退=円満退職」みたいな印象があったのですが、いつの間にか変わっていたようです。そう言えば、最近はたまに十年以上前に引退した元選手が、アマチュア指導者になるために、それまでの任意引退から自由契約に変更される、という公示も見受けられます。

 そのような傾向を見ていると、逆に「任意引退」にする利点はどこにあるのか、などという疑問が新たに浮かんできたりもします。
 なお、その自由契約選手の中で、マリーンズには元ホークスの定岡選手の入団が決まっています。高卒2年目で戦力外通告、と聞いた時はかなり驚いたものでしたが、その悔しさをバネにして、マリーンズで活躍してもらいたいものです。
 他に、一昨年の最優秀救援投手でありながらファイターズから戦力外通告を受けた横山投手が古巣のベイスターズに、40歳の元ホークス・吉田投手が合併球団に入っています。

2006年12月04日 22:41