2006年11月09日

アジアシリーズ初戦、ファイターズ快勝

[ 野球 ]

 今日から東京ドームでアジアシリーズが開幕しました。開幕戦となった台湾のベアーズ対中国選抜は5回に一挙9点を挙げたベアーズが12対2で8回コールドと快調な滑り出しを見せました。元タイガースのモレル投手も登板していました。
 夜はサムスン=ライオンズ対ファイターズ戦が行われました。先発は任洞珪投手と八木投手で、序盤は投手戦となります。4回に稲葉選手のチーム2本目の安打がソロ本塁打となり、ファイターズが先制。しかしその裏、ここまで無安打投球の八木投手でしたが、失策で二塁に出た走者が内野ゴロで進んだ後に犠飛で同点と、無安打のまま1点を返されます。そしてこの回で八木投手は肩に違和感があり、1安打1失点自責点0ながら降板となりました。

 そのまま同点で迎えた6回表、サムスン=ライオンズはここまで3安打1失点の任洞珪から、姜永植投手に継投しますがこれが裏目に。先頭の森本選手が二塁打を放つと、犠打と四球で1・3塁に。ここで先ほど先制弾の稲葉選手が、今度は詰まりながら1・2塁間を抜き、ファイターズが勝ち越します。さらに三番手の権五俊から田中幸選手が押し出し四球を選び、さらに鶴岡選手の適時打が出るなど、この回一挙4点を勝ち越します。
 投げては八木投手の緊急降板にも関わらず、2番手の押本投手が2回を無安打に抑えるなど、自慢の中継ぎ陣がシーズン同様に活躍。そして9回には小笠原選手のこの試合3本目の二塁打がダメ押しの2点適時打となり、7対1の大差になります。この適時打が出たとき、TVの画面では「生涯fighters」という横断幕を写していました。その裏はマイケル中村投手がいきなり無死1・2塁としますが、そこから三人で抑え、そのままファイターズが勝っています。
 というわけで、昨年のマリーンズに続く日本勢の連覇に好スタートが切れた感じでした。一方、サムスン=ライオンズは3安打に抑えられるなど、打線に不安がありそうな感じです。観客数は1万5千1百人ほどでした。

2006年11月09日 21:59