2006年10月02日

マリーンズ、戦力外通告を発表

[ 野球 ]

 球団公式サイトにはまだ載っていませんが、各報道によると、マリーンズは垣内選手・井上選手・喜多選手・杉原選手・瑞李選手に戦力外を通告したそうです。

 垣内選手といえば、今年の開幕2試合目に代打で登場し、いきなり3ランを放っていました。その時は快調な出だしかと思っていたのですが、結果的にこの本塁打がマリーンズ最後の安打となったわけです。実際に観戦した中では、一昨年秋のファイターズとの激しいプレーオフ出場権争いのさなか、サヨナラ本塁打を放った試合が特に印象に残っています。
 また、井上選手といえば、昨年のリーグ優勝を決めたプレーオフ最終戦でウイニングボールをつかみ、その映像は何度も流れました。それから1年もたたずにチームを去る形になったわけです。垣内選手ともども年齢の問題もあるのでしょうが、厳しくかつ寂しいものだと思いました。
 喜多選手は、プロ初安打がサヨナラ打という派手なデビューを飾っていました。また、サイトの日記も面白く、愛読していました。それだけに寂しいものがありますが、本人は既にトライアウトを受けることを宣言しています。ぜひ新たな球団で活躍してほしいものです。
 瑞李選手は昨年ホークスを解雇されてのテスト入団、杉原選手は一昨年の高卒ドラフトでまだ21歳といずれもマリーンズに入って日が浅いわけです。選手枠の問題もあるのでしょうが、何の力も出せずに戦力外通告とはさぞかし無念でしょう。新たに入る人がいる以上、去る人が出るのは当たり前ですが、やはり寂しいものです。

2006年10月02日 23:56