2006年07月01日

20年ぶりに分かった気持ち

[ 漫画 ]

 地下鉄で一番端の席に座っていました。すると、隣でこちらに尻を向けて立っていたオッサンから、携帯が振動するような音が聞こえてきました。「走っている地下鉄の中で携帯が鳴るとは変な事もあるな」などと思った次の瞬間、そのオッサンの方角から、とんでもない臭いのする風が吹いてきました。さすがにもう「地下鉄の車内でいきなり風が吹くとは・・・」などと勘違いする余裕(?)はなく、事情を理解しました。
 それにしても、いくら「出物腫れ物所嫌わず」とはいえ、よりによって、他人の顔の前に尻を向けて、というのはかなり非常識かと思います。普段、ぶつかられようと足を踏まれようと気にもならない私も、かなりムッときました。
 そして思い出したのが、20年ほど前に読んだ「魁!男塾」の「虎丸対月光」でした。虎丸が「猛虎流大放屁」なる技を放つと、月光が「おのれ、男子の面体に屁を」と突如怒り狂います。読んでいた時は、「マヌケな技を食らった事に対して怒っているのかな」などと思っていました。しかし実際に経験すると、その気持ちが非常によく理解できました。できれば一生理解したくありませんでしたが・・・。

2006年07月01日 23:54