2006年07月02日

2度の逆転機を生かせず競り負ける

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ホークスは久保投手と神内投手が先発。2回に1死1・2塁から今江選手と堀選手の連続適時打でマリーンズが2点を先制します。
 ところが今日は久保投手が変調。3回にカブレラ選手の適時打で1点を返され、さらに4回につかまります。無死から連打された後、8・9番に連続長打。さらに川崎選手にも二塁打され、この回6安打。面白いようにホークスの打球がフェンスに達する、という感じでした。結局、4回で被安打10で5点を失ってKOされました。
 しかしこの1死1・3塁の場面で登板した高木投手が好投。松中選手の投ゴロの間に1点を返されますが、それ以上の追加点を許さず、5回も三人で抑えます。

 さらに6回には1死1・2塁から松中選手が安打を放ちますが、これを昨日同様、大塚選手の好返球に西岡選手の好中継、さらにあの「神の手」の二塁走者・川崎選手を封じた里崎選手の好ブロックにより、本塁でアウトにしました。
 そしてその裏、連続四球でもらった好機に今江選手が7号3ランを放ち、6対5と1点差に迫りす。
 さらに7回に先頭の西岡選手が死球で出塁し、さらに代打・フランコ選手が左の篠原投手から二塁打を放ち、無死2・3塁と絶好の逆転機を迎えます。ところがここから篠原投手・藤岡投手の前に、中軸が封じられます。さらに8回も四死球で1死1・2塁とし、代打で昨日のヒーロー・青野選手が登場しますが、併殺に打ち取られ、どうしても追いつけません。
 こうなると、流れは再びホークスに。9回表に藪田投手が連打されて降板。さらに神田投手も適時二塁打を二本打たれ、この回計4失点。開幕から続いていた神田投手の自責点ゼロも止まってしまいました。
 その裏に馬原投手から西岡選手の連続盗塁・犠飛および、連続二塁打で2点を返しますが、時すでに遅し、10対7で敗れ、4位に転落してしまいました。観客数は2万4千1百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対イーグルスは八木投手と川井投手が先発。移籍後、好投を続けていた川井投手ですが、今日は初回に5安打されて4点を失い、1回持たずに降板します。さらに3回には新庄選手の12号2ラン、7回には森本選手の7号ソロなどで追加点を挙げて計8点。一方の八木投手は6回にフェルナンデス選手に19号ソロを打たれるものの、その1点のみに抑え、8勝目を挙げています。
 これでファイターズは7連勝で3位に浮上しています。ところで今日のヒーローインタビューは好投の八木投手・先制の小笠原選手・4打点の新庄選手など、「大物候補」がいたのですが、それらを押しのけて3安打ながら1打点の森本選手が登場。そして途中で「ここで皆さんに質問があります。今日誕生日の人はいますか?」と尋ね、何人かが手を挙げた後、「今日誕生日の人に捧げます」と言います。すると、球場から音楽が流れ、森本選手は誕生歌を熱唱。題名は「自分で調べてください」とはぐらかしていました。今ひとつ不思議でしたが、何か大切な人の誕生日だったのでしょうか。観客数は2万2千2百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対合併球団戦はギッセル投手と本柳投手が先発。同点で迎えた7回裏1死で、ここまで3失点ながら4安打に抑えていた本柳投手を降板させたのが誤算で、二番手の加藤投手が3点を失って勝ち越しされます。さらにライオンズは8回に5点を追加し、終わってみれば11対3で圧勝となっています。観客数は1万7千4百人ほどでした。

 横浜のベイスターズ対スワローズは牛田投手とゴンザレス投手が先発。牛田投手の立ち上がりを攻めたスワローズがラミレス選手の2点適時二塁打で先制します。その後は両投手が踏ん張って投手戦に。そして8回裏に吉村選手の10号ソロでベイスターズが1点差にし、9回裏には連続被弾中の木田投手に対し、1死1・3塁としますが、ここで木田投手が踏ん張って併殺に抑え、2対1でスワローズが勝利。ベイスターズの本拠地連勝は11で止まっています。観客数は1万2千5百人ほどでした。
 名古屋のドラゴンズ対カープはマルティネス投手と黒田投手が先発。0対0で迎えた7回表にここまで1安打投球のマルティネス投手から新井選手が14号ソロを放って先制。さらに8回に2点を追加します。一方、黒田投手はドラゴンズ打線を3安打1四球に抑え、三塁を踏ませずに今季二度目の完封を達成しています。観客数は3万4千7百人ほどでした。
 東京ドームの読売対タイガースは内海投手と井川投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万4千7百人ほどでした。

2006年07月02日 23:49