2006年06月27日

攻めがかみあわず4連敗

[ 野球 ]

 今日のマリンスタジアムは全席1,500円(FC会員は1,000円)の「ビアスタジアム」でした。昨年は海外試合の代替として急遽開催した企画でしたが、盛況だった事もあり、恒例化しそうな感じです。しかしながら都合がつかず、今日も携帯観戦でした。
 そのマリーンズ対ファイターズは清水直行投手と金村投手のエース対決。マリーンズは初回に西岡選手が、2回にはサブロー選手がいずれも安打した後に盗塁失敗し、その後に安打が出るというやや勿体ない攻撃。というよりも、ここは今季成長中の鶴岡捕手の読みと肩を褒めるべきなのでしょう。
 そして3回表、その鶴岡選手が安打で出塁し、犠打で進んだ後に森本選手の適時打で先制、その森本選手を挟殺して2死無走者としたものの、続くこれまた交流戦からスタメン定着の田中賢選手の2号ソロを喫します。

 その裏の無死2塁は生かせなかったものの、続く4回裏に二死無走者からサブロー選手が安打すると、続くフランコ選手が7号2ランを放ち、同点に追いつきます。
 ところが直後の5回表、こちらも二死無走者から森本選手が安打すると、続く田中賢選手が2打席連続打点となる適時二塁打を放ち、即座に勝ち越されます。
 マリーンズ打線は金村投手に7回まで9安打しますが、結局フランコ選手の2ランのみ。一方、清水直投手は尻上がりに調子を上げ、6回以降無安打にファイターズ打線を抑えます。しかし、打線が継投陣に抑えられ、9回も2死からサブロー選手が久々の猛打賞となる二塁打を放ち、続くフランコ選手敬遠で長打が出ればサヨナラの好機を作りますが、最後は今江選手が倒れて3対2で敗戦。清水直投手は今季3度目の完投負けとなってしまいました。また、チームも4連敗で3位に転落しています。なお、観客数はビアスタジアム効果で、今季最多の2万9,152人でした。

 福岡のホークス対合併球団は和田投手と吉井投手が先発。同点で迎えた4回裏に下位打線の3安打と押し出しでホークスが勝ち越し。和田投手はソロ2本で2点を失ったものの、好調の中継ぎ陣が反撃を封じ、最後は馬原投手が抑え、3対2でホークスが逃げ切っています。観客数は3万3百人ほどでした。
 福島県いわきのイーグルス対ライオンズは山村投手と涌井投手が先発。初回にイーグルスが2点を先制しますが、中盤に追いついたライオンズが7回に中島選手の適時打などで4点を取って勝ち越し。涌井投手は10安打されながら3失点完投で、7対3でライオンズが勝っています。観客数は4千2百人ほどでした。

 帰宅した時に唯一やっていた福井のカープ対タイガースは黒田投手と福原投手が先発。カープの2対1で迎えた9回表、2死無走者から矢野選手が永川投手から9号ソロを放って同点に。そのまま延長戦に入り、12回裏にカープが2死2・3塁とするものの最後は地元出身の東出選手を能見投手が打ち取り、2対2で今季このカード2度目の引き分けとなっています。観客数は1万8千2百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対ドラゴンズは藤井投手と朝倉投手が先発。同点で迎えた5回にリグス選手の適時打でスワローズが勝ち越し、さらに6回には三塁打を放ったラミレス選手が悪送球に乗じて一気に生還して追加点。藤井投手が7回を1失点に抑え、8回を木田投手が抑えた後、9回は「一人一殺」で3投手をつぎ込んでドラゴンズ打線を抑えたスワローズが3対1で勝っています。観客数は1万4千1百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対読売は那須野投手と内海投手が先発。3回に4連打と犠飛でベイスターズが2点を先制し、那須野投手は7回を無失点。9回にクルーン投手がソロを浴びたものの、後続を抑えて2対1でベイスターズが勝っています。観客数は1万6千9百人ほどでした。

2006年06月27日 23:50