2006年03月06日

それはちょっと違うのでは・・・

[ 野球 ]

 サンスポが昨日の韓国戦の逆転本塁打について「失投というのは許されないですからね…」日本屈指のストッパーの言葉も消え入りがちだった。里崎の配球を知り尽くした李は、「1-2から直球がボールになった。打者有利のカウントで、日本では変化球勝負してくる」とスライダーを狙い打ったと打ち明けた。「アジア最強」をめざした日本は、水面下でライバルに研究し尽くされていたのだ。と書いています。
 これでは、失投なのか配球の間違いなのかわかりません。しかし、昨日も書きましたが、この本塁打の時、里崎捕手は外角低めに構えていました。それに対し、球は内角高めに来ています。にも関わらず、「配球を知り尽くした」と書くのは、ちょっと違うのではないでしょうか。
 もちろん、過ぎた事を言っても仕方ないので、来週の再戦の時は、同じような事が起きぬよう、調整してもらいたいものです。あと、里崎捕手の配球が知り尽くされている(???)というのなら、ぜひ二次リーグ直前のマリナーズとの練習試合で、李選手を打率2割以下に抑えた城島捕手に何らかの助言を受けるなど、研究をしてほしいものです。
 いずれにせよ、マリーンズファンの身びいきを抜きにしても、あの里崎捕手の配球はどうこう言われるものではないと思います。あと、石井弘投手は、WBCはもちろんの事、シーズンでもこの教訓を生かして、同じ過ちをしないでほしいものです。こちらの気持ちは、某球団に対する「逆身びいき」ゆえのものなのですが・・・。

2006年03月06日 23:03