2005年12月29日

年内の契約更改終了

[ 野球 ]
 二度のダウン提示を保留しつづけていた諸積選手に対し、マリーンズ球団はついに現状維持を提示。諸積選手もサインしました。以前にも書いたように、今季の活躍並びにここ数年の減俸額から考えると、諸積選手の今季の減俸はありえないと思っていたので、この決着は嬉しく思いました。それにしても、最初が20%減で二度目が15%減で三度目は現状維持、というのもかなり珍しい提示の流れだと思います。他の選手との契約状況とのかねあいとかもあったのでしょうか。
 一方、小林雅英投手は2億3千万(推定)の現状維持を保留。今年はセーブ王を獲得し、優勝にも貢献しました。確かに、元の年俸が2千万くらいでしたら3倍増くらい当然でしょう。ただ、元の年俸と今季の抑え失敗数から考えると、この評価は妥当なように思えます。だいたい、仮に福岡の第5戦で里崎選手が逆転打を放たなければ、マイナス査定でもおかしくなかったでしょう。
 もちろん、小林雅投手は応援しています。プレーオフ第3戦で打たれた後も、抑えを交替する必要はないし、次に出てきたら抑えてくれると思っていました。とはいえ、今回の保留はやや理解に苦しみます。
 いずれにせよ、「越年」はその小林雅投手のほかに、小林宏之投手・藤田投手、そして一度も交渉しなかった里崎捕手の計4人となりました。うち3人はWBC代表でもあり、早めの始動が必要となります。そういう意味でも、年明け早めの契約できる事を願っています。

2005年12月29日 23:50