2005年09月14日

序盤の大量点が効いて連勝

[ 野球 ]

 神戸の合併球団対マリーンズ戦はセラフィニ投手とユウキ投手が先発。初回、4月以来の登板となるユウキ投手は、初回に2死無走者から連続四球を出します。続く5番指名打者の橋本選手が右翼席に叩き込み、マリーンズが1安打で3点を先制しました。さらに2回は先頭の李選手が二塁打を放ち、続く8番捕手の里崎選手がバント。するとこれが内野安打になり、さらに送球がそれて李選手が一気に生還して追加点。夏ごろから何度か採用している「スタメン捕手二人制」はこれまで勝率が悪かったのですが、今日はうまく機能した感じです。さらにこの回、もう1点を加え、序盤で5対0とします。
 セラフィニ投手は2回まで完璧に抑えますが、3回に先頭の下山選手にソロを打たれて1点返されます。しかし、その後も合併球団を抑え、5回を2安打1四球1失点に封じます。

 3回以降、立ち直ったユウキ投手に抑えられていたマリーンズ打線ですが、6回に先頭のサブロー選手の右翼へのライナーを相川選手が取れずに二塁打。今日の合併球団はセラフィニ投手対策にガルシア選手を外してまで右を並べたのですが、その弊害が守備で出たとも言えるかもしれません。ここで合併球団は継投に入りますが、橋本選手の外野フライで三進したサブロー選手が、続く今江選手の犠飛で生還し、貴重な追加点を挙げます。
 これで楽になったはずのセラフィニ投手ですが、その裏、突如崩れます。9番の日高選手から始まって5連打3失点と打ち込まれ、この回、1死も取れず降板します。しかし、この無死1・2塁で登板の小野投手が先週に続いて好投。代打3人を打ちとってこの危機を凌ぎ、7回も四球こそ出しますが、無安打に抑えました。
 合併球団の継投陣は7回以降、マリーンズを1安打に抑えます。しかしマリーンズも8回の薮田投手・9回の小林雅英投手がいずれも一人の走者も許さず、2点差を守りきって6対4で勝ちました。セラフィニ投手は10勝目を挙げています。観客数は1万7千3百人ほどでした。
 これで今季の対合併球団戦は終了。7月末に3タテされるなど一時期は5勝7敗と負けがこんでいましたが、そこから一気に8連勝し、終わってみたら13勝7敗と大幅に勝ち越していました。

 福岡のホークス対ファイターズは和田投手と入来投手が先発。2回にズレータ選手の38号ソロでホークスが先制。一方の和田投手は6回までファイターズを無安打に抑えます。ファイターズも7回に初安打し、さらに二死満塁としますが、得点は挙げられず、続く8回の二死満塁としますが、継投にかわされます。最後は馬原投手が抑え、ホークスが完封リレー。入来投手も7安打1失点完投と好投したのですが、援護がありませんでした。観客数は3万9百人ほどでした。

 ナゴヤドームのドラゴンズ対ベイスターズは川上投手と三浦投手のエース対決。8月以降、調子の出ない川上投手に対し、2回に4連打などでベイスターズが4点を先制。一方、三浦投手は8回を6安打2失点に抑え、5対2でベイスターズが勝っています。これで、タイガースに優勝マジック13が点灯しています。また、三浦投手は防御率首位に立っています。観客数は2万7千7百人でした。
 神宮のスワローズ対カープは館山投手とデイビー投手が先発。初回にカープが先制しますが、その裏、すぐ逆転したスワローズが着実に追加点を挙げます。9回に新井選手の40号ソロが出ましたが、大勢に影響はなく、8対2でスワローズが勝っています。観客数は1万3千人ほどでした。

2005年09月14日 23:56