2005年08月29日

イーグルス、惜敗で最下位決定

[ 野球 ]

 今日は仙台のイーグルス対ファイターズ戦のみ。先発はラス投手とリー投手の両外国人左腕でした。2回表に先頭のセギノール選手のソロでファイターズが先制します。ラス投手はその後も好投したのですが、5回にこれまた先頭の田中幸雄選手にソロを打たれ、2点目を奪われます。
 一方、リー投手は6回を5安打無失点の好投。しかし、7回に二番手の立石投手が沖原選手に適時打を打たれ、イーグルスが1点差に迫ります。そして9回裏、建山投手に2死無走者から四球と安打で1・2塁とし、代打にサヨナラ打や延長での勝ち越し本塁打など勝負強さを誇る大島選手が登場。しかし、当たりは良かったものの左翼手の正面へのフライとなり、試合終了。2対1でファイターズが逃げ切りました。観客数は1万6百人ほどでした。

 これでファイターズは3位の合併球団との差を3に縮めました。ライオンズとあわせ、3チームがその中にひしめきあうわけで、3位争いは昨年よりさらに激しくなりそうな感じです。
 一方、イーグルスは早くも最下位決定。あわせてパ全球団負け越しが決まりました。しかし、これは、発足時の選手分配方法がおかしかっただけで、球団や選手の責任を問うわけにはいかないでしょう。この事は、昨年にぶっちぎりの最下位だった「オリックス」が旧バファローズのJP投手や北川選手を始めとする主力・中堅を大量に「補強」して現在三位にいる事からも明らかです。
 つまるところ、昨年の「分配ドラフト」がいかに異常なやりかただったか、という事が実証されたわけです。最下位の責任を問うならば、この非常識な方策を制定した人間が負うべきでしょう。

2005年08月29日 23:49