2005年08月18日

今季初のサヨナラ負けで連勝止まる

[ 野球 ]

 所沢のライオンズ対マリーンズは宮越投手と久保投手が先発。ともに立ち上がりから好投し、宮越投手が最初の一巡で四球1つのみ。一方の久保投手も一安打なのですが、その安打が中島選手のソロだったため、ライオンズがリードします。
 4回に3安打しながら併殺もあって得点できなかったマリーンズですが、5回に本日が誕生日の李選手の約1ヶ月ぶりとなる23号ソロが出て、追いつきます。
 しかし、6回裏に石井義選手の連夜のソロが出てライオンズが再び勝ち越します。ところが7回、この回から登板の小野寺投手の制球が悪く、2四球で満塁に。ここで替わった正津投手に対し、堀選手に同点適時打が出て、なお1死満塁に。続くフランコ選手は二塁ゴロに打ち取られますが、併殺を焦った遊撃手が暴投し、二塁走者まで還って、4対2と勝ち越しました。

 ついに勝ち投手の権利を得た久保投手は、ここまでソロ2本以外は全て打ち取っています。そして7回裏もカブレラ選手を三振に打ち取るなど、二死を取りますが、そこから和田選手に安打され、続く中島選手に本日2本目となる同点2ランを打たれます。中島選手は今季8本塁打ですが、うち3本塁打が久保投手相手と、かなり相性がいいようです。
 8回からはマリーンズは薮田投手が2回を抑えます。しかし、マリーンズ打線も星野投手に右の代打二人が抑えられるなど点が入りません。
 そして今年このカード初となる延長戦に。10回表に豊田投手から2死三塁、11回表にはよく打ち込んでいる大沼投手から1死1・2塁と得点機を作りますが、いずれも点には結びつきません。
 マリーンズ継投陣も、10回裏の1死三塁のサヨナラ機で藤田投手が3球で後続を絶つなど好投し、ついに延長12回に。しかし、いい当たりは出るものの、得点はできません。その裏、マリーンズは小林雅英投手が登板。ライオンズは今日スタメン落ちしていたフェルナンデス選手が代打に。そして0-2からの3球目を右翼席に打ちまれました。
 マリーンズは今季初のサヨナラ負けで連勝は5で止まりました。サヨナラ本塁打が痛いのはもちろんですが、8安打6四死球1失策で4点しか取れない拙攻も大きかったと思われます。今江選手の連続試合安打も22で止まっています。観客数は1万5千2百人ほどでした。

 福岡のホークス対合併球団は星野投手と川越投手が先発。序盤は投手戦で、特に星野投手は5回まで走者を一人も出しません。ところが6回、北川選手の二塁打で初の走者を出すと、犠打野選と四球で無死満塁となり、ここで村松選手の適時打で合併球団が先制します。ここで星野投手は降板となりました。さらに二番手のフェリシアーノ投手が押し出し死球を出し、ガルシア選手にも2点適時打。続く7回にも3点を挙げ、大差になります。川越投手は失策がらみで1点取られたものの7回を3安打に抑え、8対1で合併球団が大勝。今季福岡初白星を挙げています。観客数は3万2千人ほどでした。

 大阪ドームのタイガース対ベイスターズは安藤投手と岸本投手が先発。ベイスターズ1点リードの7回裏に代打の片岡選手が同点ソロを放ち、代打連続打席安打を6に伸ばします。さらに鳥谷選手に適時打が出て逆転しますが、直後の8回表に「必勝リレー」一番手のウイリアムス投手が犠飛で追いつかれます。しかし後は「いつものリレー」で抑え、延長10回裏に1死1・2塁から途中出場の矢野選手が右翼前にサヨナラ打を放ち、タイガースが6対5で勝ちました。観客数は3万4千4百人ほどでした。
 広島のカープ対スワローズは石川投手と大島投手が先発。大島投手はプロ初登板初先発です。その大島投手を打ち込んだスワローズが序盤でリードしますが、中盤でカープが追うという昨日みたいな展開に。昨日と違い、8回裏にカープが追いつきますが、直後の9回表に、ここのところ好投が続いていた永川投手から2死無走者から四球を足がかりに3連打で2点を勝ち越し。その裏は石井投手が抑え、スワローズが8対6で勝ちました。観客数は1万5百人ほどでした。
 ナゴヤドームのドラゴンズ対読売は川上投手と西村投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は3万6千6百人でした。

2005年08月18日 23:48