2005年08月06日

吉井投手に抑えられて完敗

[ 野球 ]

 マリンスタジアムのマリーンズ対合併球団戦を観戦。先発は清水直行投手と吉井投手でした。
 1回表、いきなり清水直投手はボール先行。しかし、2者連続三振もあり、3人で抑えます。その裏、マリーンズ打線は、ここまで2回ともやられている吉井投手の術中にはまったのか、3人とも凡打で9球で終わります。
 ところが2回表、先頭のブランボー選手に左中間に二塁打を打たれ、続く後藤選手には右中間に二塁打、あっさり先制されます。さらに内野ゴロの間に三塁に進まれ、連続四死球で満塁に。ここで昨日猛打賞の日高選手は中堅方向に大きな当たり。サブロー選手が好捕してアウトにはしたものの、犠飛になって2点目を奪われます。
 これまでも吉井投手を苦手にしていたマリーンズ打線ですが、今日はこれまで以上に抑えられます。120km台のフォークが面白いように決まってカウントを稼がれ、凡打の山を築きます。なんと、5回まで誰一人出塁できません。6回に先頭の李選手が幸運な内野安打で、川上投手の時に続いて「完全阻止」をしますが、続く里崎選手が併殺に打ち取られ、7回まで21人で抑えられます。

 清水直投手は相変わらずボールが先行する本調子ではない投球ですが、7回まで6安打2四死球ながら、2点で抑えます。今日は6~7mの向かい風ですから、得意(?)の被本塁打もないと思ったのですが、8回にブランボー選手・後藤選手と、2回に連続二塁打を打たれた二人に今度は連続本塁打を喫します。
 その裏、先頭のベニー選手が、この試合マリーンズ初となるクリーンヒットを中前に。すると合併球団は次がフランコ選手という事もあり、2安打の吉井投手から菊地原投手に交替します。菊地原投手は左の二人は抑えるも、右の二人には安打と四球を出し、2死満塁としてサブロー選手をむかえたところで降板します。一発出れば同点という好機でしたが、ここは加藤投手に抑えられ、この試合唯一の得点機を逸しました。
 9回はセーブがつかない場面ながら大久保投手が登板。あっさり3人で抑えられ、完封リレーを達成されました。清水直投手は2試合連続で打線が完封され、今季4度目の完投負けで4連敗となりました。相変わらず援護がありません。まあ、今日は10安打4失点ですから、「好投したけれど援護がなかった」とは言えませんが。
 これで連勝は5で止まり、再び合併球団との対戦成績が黒星先行となってしまいました。観客数は2万1千人ほどでした。
 ところで今日は海浜幕張からバスで球場へ。交流戦の優勝賞金で塗り替えたという「マリーンズバス」に初めて乗りました。運転手さんもユニを着ている上に、運転席にマスコットの「マーくん」の人形を置くなど、中身もマリーンズになっていました。

 仙台のイーグルス対ホークスはホッジス投手と杉内投手が先発。前回同様、イーグルスが杉内投手から先制しますが、中盤で逆転。最後は馬原投手からも得点し、2点差の9回裏に1死満塁としますが、大島選手・礒部選手が抑えられ、10対8でホークスが逃げ切っています。杉内投手は5失点ながら15勝目を挙げています。観客数は1万5千9百人ほどでした。
 札幌のファイターズ対ライオンズはダルビッシュ投手と西口投手が先発。4回に連打と犠飛でライオンズが3点を取ります。西口投手は9安打を打たれながら、8回途中まで無失点。その後、星野投手・森投手・豊田投手とつなぎ、完封リレーを完成させました。ダルビッシュは3失点でプロ初完投しましたが、打線が拙攻で援護できませんでした。観客数は3万1千2百人ほどでした。

 松山のタイガース対カープは下柳投手と黒田投手が先発。怪我から復帰後、なかなか本来の投球ができない黒田投手を序盤でKOし、その後も着実に追加点。本塁打は1本ながら、13対2と圧勝しました。下柳投手は10勝目です。観客数は2万人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対ドラゴンズは斉藤投手とマルティネス投手が先発。7回にベイスターズが2点を勝ち越しますが、直後の8回に連続本塁打で追いつかれ、9回にドラゴンズが3点を勝ち越しました。ベイスターズは救援陣が3試合連続で被弾して3試合連続の逆転負けとなりました。ウッズ選手が1試合3本塁打を放っています。観客数は1万9千3百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対読売は館山投手とマレン投手が先発。東京ドーム以外では勝てないマレン投手が立ち上がりから炎上し、3回までに8対0と大差に。その後はともに点を取り合い、13対8でスワローズが勝っています。観客数は2万9千人ほどでした。

2005年08月06日 23:46