2005年07月16日

連日の貧打で連敗

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対合併球団は小野投手と吉井投手が先発。小野投手は3回に2死2・3塁のピンチを作ったものの、そこも凌ぎ、後は併殺もあって、他の回は全て3人で抑えます。
 一方、打線は吉井投手相手に走者は出すものの、打線は相変わらずつながらず、4回まで無得点で、13イニング連続無得点となります。しかし5回、先頭のサブロー選手が2打席連続となる安打で出塁。大塚選手がしっかり送り、2死後小坂選手が1・2塁間を抜き、待望の先取点を挙げました。
 6回まで無失点で抑えた小野投手ですが、7回、先頭の谷選手に安打され、1死後に後藤選手に二塁打を打たれ、1死2・3塁とされます。ここで左のサイモン選手が打席に入ると、マリーンズは藤田投手を投入。内野陣は前進守備を敷きます。そしてサイモン選手はショートゴロ。小坂選手がバックホームします。里崎選手がタッチできなかったように見えましたが、判定はアウト。三塁走者の谷選手は即座に審判の肩を突いて抗議。さらに仰木監督が出てきて、しばらく抗議をすると、「暴言を吐いた」という事で監督に退場が宣告されました。
 そして試合再開。北川選手が代打で出たため、マリーンズは山崎投手を投入します。ところが、4球目が暴投となります。さほど大きくそれませんが、里崎選手が一瞬打球を見失う間に、後藤選手が本塁に突入し、同点となりました。

 先制はしたものの、そこからマリーンズ打線は合併球団の救援陣に抑えられます。6回から8回にかけて7者連続三振を喫するなど、得点圏に走者を送る事すらできません。マリーンズは8回から薮田投手が登板。その回は抑えたものの、9回2死からここまで7打席連続凡退中だったガルシア選手に、初球をバックスクリーンに運ばれ、ついに勝ち越しを許してしまいます。薮田投手は3試合連続失点となってしまいました。
 その裏、大久保投手相手に先頭のフランコ選手が粘って四球を選びます。そして代走に西岡選手が出ますが、里崎選手・李選手は連続三振。さらにサブロー選手の打席でここまで盗塁成功率8割を越える西岡選手が走りましたが、タッチアウトとなり、これで試合終了となりました。
 投手陣は連日好投しましたが、打線が2試合で1点では勝てません。これでまたまた連敗となってしまいました。観客数は2万5千1百人ほどでした。

 福岡のホークス対ライオンズは和田投手と西口投手が先発。今日は城島選手が肩を痛めたと事で、スタメンを外れました。1回裏に先頭から4連打でホークスが2点を先制しますが、2回に中島選手が同点の適時三塁打。さらに4回にGG佐藤選手の勝ち越しソロが出ます。立ち上がりが悪かった西口投手ですが、だんだんと調子を上げ、得点を与えません。そして8回の1死1・2塁のピンチは、星野投手が大村選手と川崎選手を抑え、9回は森投手が松中選手は歩かせたものの後は抑え、3対2で逃げ切りました。観客数は3万4千1百人ほどでした。
 札幌のファイターズ対イーグルスは立石投手と山村投手が先発。イーグルスは好機を潰しまくっていましたが、7回についに沖原選手の適時打で先制。さらに7回には斉藤選手の2点適時三塁打などで3点追加します。一方、山村投手は6回まで3安打無失点。続く吉田投手も7・8回を完璧に抑えます。9回に福盛投手が2点を取られたものの、最後は2死2・3塁の同点機を凌ぎ、4対2でイーグルスが逃げ切りました。イーグルスは元タイガースの4人が活躍しています。観客数は2万8百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対カープは杉山投手と小山田投手が先発。2回に矢野選手の2点適時打で先制。5回にも3点を追加します。杉山投手は7回を1失点の好投。おかげで藤川投手を使わずにすみました。9回に久保田投手が一発を喫したものの、5対2で逃げ切っています。観客数は4万7千2百人ほどでした。
 福井のドラゴンズ対スワローズは山本昌投手とガトームソン投手が先発。2回に四球をあしがかりに2点を先制したドラゴンズが中盤に着実に加点。山本昌投手は7回まで3安打無失点でしたが、8回に打たれ、完封はできませんでしたが、5対1でドラゴンズが勝っています。観客数は1万6百人でした。
 東京ドームの読売対ベイスターズはマレン投手と龍太郎投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万3千5百人ほどでした。

2005年07月16日 23:50