2005年05月08日

境界線

[ 交通 ]

 木更津に出かける用事がありました。帰りに駅で、切符自販機の上の運賃案内図を何気なく見ていました。すると、鶴見線のあたりの表記が気になりました。自販機で売れるのは1,620円までなので、それを越える駅は案内図に表記されません。その「境界線」の都合で、「新芝浦」駅の表示はあるのですが、そこから800m離れた隣の「海芝浦」駅は表示されていないのです。
 まあ、この「海芝浦」は、世にも珍しい「唯一の出口が会社の入口に直結しており、そこを通るには社員証の提示が必要」という駅です。したがって、東京湾を隔てた木更津から、この駅までの切符を買おうとする人など、よほどの切符マニアでもなければまずいません。
 というわけで、実用上は何ら問題がないのですが、微妙に途切れている鶴見線の「路線図」がやけに気になりました。半引退状態になってかなりたちますが、こういう時に「鉄道ファン」的な視点がつい出てきてしまうのは、我ながら面白いと思っています。

2005年05月08日 23:36