2005年04月26日

投打とも圧倒し6連勝

[ 野球 ]

 というわけで、昨日もらったタダ券で連日のマリン観戦となりました。夕方、激しい雨が降り、一瞬中止かと思いましたが、すぐに上がって事なきを得ました。席は内野指定Aで一塁と右翼の間くらいの最前列。一塁の高橋慶彦コーチが走者に身振りで指示をしている様子がよく見えました。ただ、網がある上に、その柱が視界を遮り、近い割にはよく見えません。席を選べるなら、最前列よりむしろ中段のほうがいいと思いました。とはいえ、二日間で4千円で計8千4百円分の席プラス飲物1杯がつくのですから、かなりお得です。昨日書いたように、気になるところもありますが、今後もこのような企画を続けてほしいものです。

 さてそのマリーンズ対ライオンズは小林宏之投手と石井貴投手が先発。初回に2死満塁の好機を逃したマリーンズですが、2回に先頭の大塚選手が二塁打、1死後今江選手も二塁打を放って下位打線の活躍で先制します。
 さらに4回も先頭の橋本選手が幸運な安打で出塁すると、大塚選手の2打席連続となる二塁打で1点追加。その大塚選手が犠打で進んだ後、さらに今江選手が今度は初球をスクイズ。最前列なので選手とかなり近い目線で試合を見れるのですが、一瞬何が起きたか分かりませんでした。そしてここから三連打でもう1点追加、4対0と今日も試合の主導権を握ります。今日は、昨日足を痛めた西岡選手も同じく足の調子の悪いベニー選手も出ていないのですが、その穴を感じさせない層の厚さを感じました。
 小林宏投手は、3・4回と2死後に走者を出したりしますが、5回まで0点に抑えます。しかし、6回に先頭のフェルナンデス選手がフェンス直撃の二塁打。さらに1死1・3塁から石井義選手に適時打を打たれ、1点返されます。
 その後はライオンズの継投陣も好投し、3点差のまま8回表となります。ここでマリーンズは薮田投手を投入。9回の小林雅英投手につなぐ必勝リレーを目論見ますが、先頭の青木選手の打球が薮田投手の向う脛を直撃します。足に当たった打球を三塁手が処理しても余裕で一塁に間に合ったほどですから、いかに速い打球だったかという事がわかります。
 これで薮田投手は降板。山崎選手が急遽登板しました。ここまでリリーフ失敗の多い山崎投手ですが、ライオンズ戦はきっちり抑えており、今日もフェルナンデス選手を打ち取り、カブレラ選手も三振で抑えます。
 そしてその裏、今江選手が二打席連続となる死球で出塁。すると1死ながら小坂選手が犠打で今江選手を進めます。この采配が的中し、続く堀選手が適時打。これで堀選手は猛打賞。さらに通算1581本安打となり、オリオンズ・マリーンズの通算安打数3位となりました。ちなみに一位は榎本喜八氏、二位は有藤道世氏だそうです。さらにフランコ選手にも適時二塁打が出て、この回3点を取ってダメを押しました。
 こうなると、小林雅投手の登板はなく、山崎投手が続投。1安打されましたが、後は無難に抑え、最後は中島選手を見逃しの三振に打ち取り、今季初セーブを挙げました。小林宏之投手は3勝目です。これで今季2度目の6連勝となりました。観客数は1万1千人ほどでした。

 山形のイーグルス対合併球団はホッジス投手と川越投手が先発。初回に4点を取ってイーグルスがリードしますが、ホッジス投手はまたまた中盤に崩れ、5回に北川選手の3ランで逆転。8回に無死1塁で代走が牽制死するなどもあり、6対5で合併球団が勝ちました。これでイーグルスは10連敗です。観客数は6千人ほどでした。
 札幌のファイターズ対ホークスは鎌倉投手と星野投手が先発。ホークスが先制しますが、4回に二塁打3本でファイターズが逆転し、7対5でファイターズが勝ちました。鎌倉投手はプロ初勝利です。観客数は1万1千4百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対ドラゴンズは福原投手と山本昌投手が先発。6回まで0対0でしたが、7回に森野選手のソロで先制した後は、ドラゴンズ打線が打ちまくり、6対1でドラゴンズが勝ちました。観客数は4万2千4百人ほどでした。
 長崎のベイスターズ対カープは高橋投手と門倉投手が先発。こちらは4回までともに毎回得点でそこから両チーム無得点という甲子園と正反対の展開。結局7対4でカープが勝ちました。観客数は1万7百人でした。
 福岡ドームの読売対スワローズは同点でむかえた9回にラミレス選手と古田選手の連続適時二塁打が出て勝ち越したスワローズが勝ち、5位を守りました。観客数は2万5千8百人ほどでした。

2005年04月26日 23:51