2005年04月17日

渡辺投手の好投で連敗止める

[ 野球 ]

 福岡のホークス対マリーンズは馬原投手と渡辺俊介投手が先発しました。馬原投手は前回同様、2回まで6人で抑えますが、これまた前回同様、3回に試合が動きます。先頭の李選手が四球で出塁し、続く今江選手の時にエンドラン。これを城島捕手が読みきって外すのですが、捕球がうまくいかず盗塁成功。そして今江選手は送りバントをするのですが、タッチプレーなのに城島選手が三塁に投げ、野選となって無死1・3塁。先ほどの失敗を挽回しようとする意識が強すぎたのでしょうか。そして1死後西岡選手に犠飛が出て、無安打で1点を先制します。
 さらに4回にはこの回先頭となるフランコ選手がチーム初安打となる3号ソロを放って2点目。5回には安打で出た大塚選手が盗塁し、ベニー選手の適時打で帰って3点目。盗塁成功がいずれも点に結びつくといういい展開です。また、7回には小坂選手に今季1号が出て4点目。馬原投手はこの回で降板となりました。

 一方、渡辺俊投手は走者は出しますが、連打や長打は許しません。また二度の盗塁失敗など、里崎捕手の肩にも助けられ、8回まで6安打2四球で三塁を踏ませない投球を見せます。これなら今季2度目の完封も大丈夫だろうと思って見ていたのですが、9回1死から松中選手に二日連続となるソロを打たれます。これは松中選手の通算200号でした。さらに2死後ズレータ選手に安打されて、続くは今日3打数3安打のカブレラ選手。セーブがつく事もあり、ここで小林雅英投手が登板。見事三振に抑え、5セーブ目を挙げました。試合時間は3時間ちょうど。これなら、今日中に明日から試合の札幌にも移動できそうです。
 これで4対1で勝ち、連敗は2で止まりました。昨年は「今季初連敗」からそのまま10連敗しただけに、ここで止めたのは大きいでしょう。また、2連敗とはいえ、渡辺俊投手は得意の(?)「連敗ストッパー」となっています。観客数は2万8千8百人ほど。一塁側にも空席が目立ちました。昨年まではあまりなかったように記憶していますが。ちょっと心配です。

 東京ドームのファイターズ対イーグルスは正田投手と金田投手が先発。初回にファイターズが金田投手の立ち上がりを捉え、先頭からの4連打などで3点を先制。5回に斉藤選手の2ランで1点差となりますが、その裏に2点を追加し、7回にも田中幸雄選手の代打適時打などで2点を取ってダメ押しし、7対2で快勝しました。ファイターズは5連勝となっています。観客数は2万1百人ほどでした。
 大阪ドームの合併球団対ライオンズは川越投手と西口投手が先発。2回に北川選手と阿部真選手の連発などで合併球団が3点を先制し、1点差にされた後の6回に2点取って中押しし、5対2で合併球団が勝ちました。3点差の9回には山口投手ではなく萩原投手が登板してセーブを挙げています。合併球団は勝率5割に、ライオンズは5連敗となりました。観客数は1万3千1百人ほどでした。

 ナゴヤドームのドラゴンズ対タイガースは山本昌投手と能見投手が先発。能見投手が足を痛めて無失点のままで降板します。二番手の江草投手も4回を抑え、5回にはその代打の浅井選手が先制ソロという展開に。
 3番手の橋本投手・4番手の藤川投手も0点に抑えたのですが、8回から登板のウイリアムス投手が1死満塁のピンチを作って降板。昨日好投した久保田投手が急遽登板しますが、福留選手に逆転の2点適時打を喫します。
 9回表のドラゴンズは岡本投手が登板。岩瀬投手の状態が万全でないためのようです。そして2死になってから岩瀬投手が登板し、町田選手を3球で打ちとってセーブを挙げました。観客数は3万5千人でした。
 広島のカープ対ベイスターズは大竹投手と加藤投手が先発。前日の9回に21イニングぶりの得点を果たしたベイスターズが4回まで毎回得点をして5対3とリード。その後も得点を重ねて8対5で勝ちました。佐々木投手は1四球のみの無安打無失点で3回連続となるセーブを挙げました。観客数は1万4千4百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対読売は読売が勝ったようです。古田選手は2安打で通算1997本目となりました。観客数は2万2千7百人ほどでした。

2005年04月17日 23:15