2005年04月16日

三連発を喫し、今季初の連敗

[ 野球 ]

 福岡のホークス対マリーンズは新垣投手と清水直行投手が先発。初回、先頭の小坂選手がいきなり安打し、さらに暴投で二塁へ。続く西岡選手の三塁へのバントが内野安打となり、盗塁で1死2・3塁とした後、ベニー選手の適時打で、あっさり先制します。一方、ホークスは2回に松中選手の二塁打に失策が加わって無死3塁となった後、内野ゴロの間に1点を返します。
 マリーンズは4回まで毎回先頭打者を出しますが、盗塁失敗や併殺などもあり、追加点を取る事ができません。3回などは、無死1塁から続く三人がいずれも遊撃に飛ばしてアウト、という場面もありました。
 そして迎えた4回裏、1死走者なしから、先ほど長打の松中選手が同点本塁打。続く城島選手も逆転本塁打、さらにズレータ選手も続いて、3打者連続本塁打を喫してしまいました。

 新垣投手はだんだんと良くなり、本間選手の再三の好守にも助けられ、結局7回を6安打3四球で2失点。8回に二番手の神内投手から西岡選手が二塁打を打ち、三番手の吉武投手からベニー選手が適時打を放って1点差としてなお2死1塁とします。一発出れば逆転の場面で打席は李選手が入ります。ここでホークスは、昨日同様、8回ながら三瀬投手を投入。その三瀬投手が昨日同様、8回は李選手を抑え、9回は三者凡退と完璧なリリーフで、早くも8つめとなるセーブを挙げました。清水直投手も5回以降は1安打と好投して8回を完投しましたが、いかんせん三連発が大きすぎました。
 結局4対3で敗れ、今季初の連敗および、初の三連戦負け越しとなりました。とりあえず、明日は何とか三タテだけは避けたいものです。なお、観客数は2万8千5百人ほどでした。

 東京ドームのファイターズ対イーグルスは金村投手と岩隈投手というエース対決。イーグルスが敵失などでリードしますが、ファイターズも小笠原選手の第8・9号のソロ2発などで追いつきます。そして同点で迎えた8回裏、二死満塁の好機に稲葉選手が2点適時二塁打。結局これが決勝打となりました。イーグルスは12安打を放ちながらも、攻めがつながらず3得点でした。また、この試合で金村投手が通算1,000投球回を達成しています。観客数は1万8千3百人ほどでした。
 大阪ドームの合併球団対ライオンズは光原投手と河原投手が先発。前回好投した河原投手ですが、今日は2本塁打を浴びるなど5失点で4回にKO。さらに中継ぎ陣も失点を重ね、9点を奪われます。新人の光原投手は2回に2点先制されたものの、その後は抑え、6回を1失点。デビュー後3戦3勝となっています。観客数は1万3千7百人ほどでした。

 ナゴヤドームのドラゴンズ対タイガースは山井投手と安藤投手が先発。4回にドラゴンズが1点先制しますが、6回に藤本選手に代わってスタメンに抜擢された関本選手が同点適時打。その後、両チーム得点なく延長に入りますが、10回の表にシーツ選手の適時打で勝ち越します。そして、9回から登板していた久保田投手が2イニングを完璧に抑え、勝ち投手となっています。これでタイガースはナゴヤドームの連敗を12で止めました。
 ところで、山井投手が打席に立った時に流れる曲は「ウルトラセブン」でした。あの独特の眼鏡が「ウルトラアイ」に似ているためなのでしょうか。なお、観客数は3万3千5百人でした。
 神宮のスワローズ対読売は高井投手と後藤光投手が先発。こちらも投手戦となりますが、2対2で迎えた7回に宮本選手のソロでスワローズが勝ち越します。8回からは石井投手が登板しますが、9回に同点適時打を打たれます。しかし、その裏、守備から入っていた先頭の宮出選手が林投手からサヨナラ本塁打を打ちました。なお、古田選手は今日は無安打でした。また、観客数は2万4千人ほどでした。
 広島のカープ対ベイスターズは小山田投手と土肥投手が先発。5回に先制したカープが6回に野村選手の満塁本塁打が出て5対0に。一方、小山田投手は8回まで1安打と完封ペース。9回に四球で走者を二人出したところでウィット選手に3ランを打たれましたが、完投で2勝目を挙げています。観客数は1万1千人ほどでした。

2005年04月16日 23:49