2005年04月08日

2試合連続満塁本塁打で3連勝

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ファイターズは清水直行投手とミラバル投手が先発。1回裏、先頭の西岡選手が安打、続く大塚選手がきれにヒットエンドランを決めて無死1・3塁とし、福浦選手の併殺の間に先制します。さらに3回には連続四球からベニー選手の適時二塁打で追加点を挙げます。
 そして5回、先頭の小坂選手が安打で出て、続く西岡選手が外角に外れた球を送りバント。しかし、ヒルマン監督の抗議で、「打席から足が出ていた」という事でアウトになり、小坂選手は戻されます。しかし、小坂選手は直後に盗塁成功し、これを帳消しに。さらに四球と安打で満塁にします。そこで一昨日に来日初の満塁弾を放ったベニー選手が打席に。その時と同じように、レフトスタンド上段に史上5人目となる2試合連続満塁本塁打を叩きこみ6対0としました。

 一方、清水直投手は立ち上がりから絶好調。早いテンポでファイターズ打線を打ち取ります。しかし、大差がついた7回には苦手の小笠原選手に、8回にはここまで打率1割のアルモンテ選手に、それぞれソロ本塁打を打たれ、この回で降板します。
 6・7回と二番手の入来投手に抑えられてきたマリーンズ打線ですが、8回に西岡選手の今季早くも4本目となる適時三塁打、さらには福浦選手の適時打でダメ押し。二番手の藤田投手が完全に抑えて8対2で快勝しました。
 これで今季2度目の3連勝で貯金4としています。それについて、ヒーローインタビューでアナウンサー氏が「現時点で、福岡ではホークスが敗勢です」みたいに振っていました。しかし、ベニー選手は何も言わずガッツポーズをしただけでした。確かに、昨年の例もありますし、現時点で順位がどうこう言うのはあまり意味がないでしょう。なお、観客数は1万9百人ほどでした。

 大阪ドームの合併球団対イーグルスはJP投手とホッジス投手という「元最多勝対決」。初回、礒部選手と高須選手の連打などでイーグルスが2点先制。その裏に1点差にされますが、3回に礒部選手のソロと川口選手の適時打で2点を取って突き放します。
 ホッジス投手は制球が悪く、5回に併殺の間に2点目を取られ、そこから連続四球で計10四球。あと1アウトで勝利投手というところで降板となります。続く河本投手も四球を出して満塁としましたが、この危機を三番手の福盛投手が凌ぎ、次の回も四番手の吉田豊彦投手が抑え、ともにホールドがつきました。そして7回には連打で4点を取ってダメ押し。8対2で快勝しました。
 この試合、礒部・高須・川口の三選手が猛打賞。吉岡選手を加えた4人で8点中7打点を挙げました。ヒーローインタビューで礒部選手は「やはり大阪ドームはやりやすい」と言っていました。この試合、「オリックス」が負けた事は確かですが、「バファローズ」が負けたと思った人はあまりいないのではないでしょうか。観客数は1万2千8百人ほどでした。
 福岡ドームのホークス対ライオンズは和田投手と松坂投手が先発。投手戦が期待されましたが、ライオンズが2回に4連打で、3回にも敬遠を挟んだ3連打で3点ずつ取り、序盤で差をつけます。大量点に守られて、松坂投手は7回を5安打無失点。6回にはカブレラ選手の2ランも飛び出し、ライオンズが8対2で勝っています。なお、観客数は2万7千7百人ほどでした。

 今季初の甲子園での試合となったタイガース対ベイスターズは福原投手と三浦投手が先発。初回にベイスターズが先制しますが、2回に今季初スタメンの檜山選手の内野安打に失策が加わって追いつき、4回には今岡選手の適時打で勝ち越します。
 そこからは完全な投手戦に。福原投手は2回から8回まで3安打に抑え、しかも2併殺などで7イニングを21人で抑えます。一方の三浦投手も5回から8回まで完璧に抑えます。ともに無四球だった事もあり、9回に入ったのは20時ちょっと。このまま三者凡退で勝ちきれば2時間10分試合も夢ではなかったのですが、1死から代打の古木選手が詰まりながらもレフト前に。続く石井選手も三塁へのボテボテの内野安打で1・2塁。そして種田選手に適時打が出て追いつかれます。
 そして延長戦でもともにチャンスはありながら得点はできず、結局延長12回で2対2の引き分け。試合時間は3時間31分で、観客数は4万7千2百人ほどでした。

 広島のカープ対スワローズは黒田投手と石川投手が先発。カープが先制しますが、スワローズが4回までに6点を取ってリードします。7対5で迎えた9回には本調子でない五十嵐投手が登板。四球を二つ出しましたが、何とか抑え、セーブを挙げています。観客数は9千3百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ドラゴンズは読売が勝ったようです。観客数は4万1千9百人ほどだそうです。

2005年04月08日 23:18