2009年09月15日

接戦になるも、9回に競り負ける

 千葉で行なわれた、千葉-埼玉は渡辺俊介投手と涌井投手が先発。土曜日に足を痛めたサブロー選手が登録抹消となり、代わって角中選手が今季初登録されて九番左翼でスタメンとなりました。
 初回、渡辺俊投手が三人で抑えると、その裏、苦手の涌井投手に対し、1死から早坂選手が内野安打と失策で二塁に進むと、続く井口選手の適時打で先制に成功します。
 しかし直後の2回表、渡辺俊投手は2死を取ってからGG佐藤選手を歩かせ、さらに安打の後、銀仁朗選手に同点適時打を喫します。

 その裏、四球と安打で出した走者を犠打で送り、1死2・3塁と即座に勝ち越し機を作ります。しかし、今季初打席の角中選手は二塁ゴロに倒れ、西岡選手も浅いフライに倒れます。
 そのまま1対1で迎えた5回裏、この回先頭の角中選手が右中間に三塁打を放ちます。そこから二死になりますが、そこから井口選手が三遊間を抜き、再び勝ち越しに成功します。
 渡辺俊投手は、4回から6回まで全て三者凡退と、安定した投球を見せていました。しかし7回、先頭の石井義選手に二塁打され、そこから二死を取って、2回に適時打された銀仁朗選手を迎えます。するとここで埼玉は代打に上本選手を起用。これが当たり、適時打で再び追いつかれました。
 その裏、2死から大松選手が二塁打しますが、続く橋本将選手が倒れます。ここまで連続で完投負けを喫していた涌井投手ですが、今日は7回までで156球という事もあり、ここで降板となりました。
 続く8回、二番手の大沼投手に対し、1死から福浦選手さらには代打の塀内選手が連打します。しかし、先ほど三塁打の角中選手が打ち取られ、西岡選手もあわや本塁打というファウルの後に右飛に倒れ、ここも勝ち越せません。
 9回も渡辺俊投手はマウンドに上がります。しかし、先頭の中村選手に二塁打され、犠打と敬遠で1死1・3塁とし、マウンドを降ります。そして二番手の荻野投手が先ほど適時打の上村選手に犠飛を打たれ、この試合初のリードを許してしまいました。
 その裏、1死から四球で走者が出たものの、三振ゲッツーで試合終了。3対2で敗れ、8月末以来、半月ぶりの連敗となってしまいました。観客数は1万3千2百人ほどでした。

2009年09月15日 23:44