2009年08月16日

6点差を追いつかれ、サヨナラ負け

 仙台で行なわれた東北-千葉は、長谷部投手と唐川投手が先発。二週間前にもこの顔合わせがあり、その時は投手戦となって1対1で譲らずに延長に入り、最後はサヨナラ勝ちしていました。
 今日は、昨日の試合で守備のミスが一度ならずあった西岡選手が今季初の下位打線となる九番にまわり、代わりに田中雅彦選手が一番に入りました。
 初回、その田中雅選手が失策で出塁し、さらに四球で1死1・2塁としますが、先制できません。
 その裏、唐川選手も先頭打者を歩かせ、犠打と内野ゴロで三塁まで進まれますが、山崎武選手を抑えます。

 続く2回、先頭のベニー選手が四球を選びますが、里崎選手が犠打を失敗します。しかしそこから堀選手と西岡選手の連打で満塁とすると、田中雅選手の犠飛で先制。さらに竹原選手の二塁ゴロが失策となって、もう1点追加します。
 唐川投手は3回に1死から連続四球を出しますが、ここも3・4番を抑えて得点を許しません。
 すると直後の4回表、1死から西岡選手が四球を選ぶと、田中雅選手が安打で続きます。そして2死後、サブロー選手が16号3ランを放ち、5対0と差を拡げます。
 唐川投手は5回まで東北打線を2安打に抑えます。6回に先頭の鉄平選手に内野安打され、1死後に四球を出しますが、続く高須選手の安打性の当たりを捕って投直併殺とし、ここも切り抜けます。そして続く7回も0点に抑えます。
 そして8回表、先頭の里崎選手が左翼席に8号ソロを放ち、これで6対0に。7回まで唐川投手が3安打4四球無失点という事もあり、これで3ヶ月ぶりの勝利はもちろん、二度目の完封もほぼ手中、と思いながら見ていました。
 ところがその裏、1死から渡辺直選手に安打されると、続く鉄平選手にも四球を出します。ここで四番の山崎武選手ですが、今日も3のゼロのうえ、通算でもかなり抑えています。しかし、ここは左翼席に通算350号となる3ランを打たれて3点差に。唐川投手はここで降板となりました。
 2番手には内投手が上がりましたが、いきなり安打されます。さらに内野ゴロで2死2塁となり、続くリック選手の適時打で2点差に。さらに安打で1・3塁となったところで、仕方なくシコースキー投手を投入します。
 今季対東北では被安打ゼロのシコースキー投手は、ここで代打のセギノール選手を抑え、9回も簡単に2死を取ります。しかし、そこから鉄平選手を追い込んで「あと一人」としながら安打されると、続く山崎武選手には打った瞬間に分かる27号2ランを打たれ、まさかの同点に追いつかれます。
 そして試合は延長戦に。シコースキー投手は10回を抑え、11回は伊藤投手が三人で抑えてサヨナラは許しませんが、打線も川岸投手と福盛投手に抑えられます。
 そして迎えた12回裏、前の回は好投していた伊藤投手が、先頭の鉄平選手、さらには山崎武選手に連続死球をぶつけてしまいます。ここでマウンドには久々の一軍登板となった高木投手が上がりますが、四球で満塁に。代わった荻野投手は、勝負強い高須選手は三振に打ち取った物の、続く小坂選手に右前に落とされ、7対6でサヨナラ負けとなりました。
 これで、東北に三タテをきっし、二週間前の借りを返されてしまいました。また、東北差三位埼玉との差を0.5としています。7回までは投打とも楽勝ペースだった試合を落とすのですから、勢いの差としか言いようがありません。観客数は1万7千1百人ほどでした。
 火曜からは千葉に合併球団を迎えての「最下位攻防戦」となりますが、何とか5位を維持してほしいものです。

2009年08月16日 23:14