2009年01月22日

泥酔者専用出口

 残業で終電近い電車で帰りました。津田沼止まりに乗ってしまったので、ホームのベンチで座って待っていたら、千葉から来た津田沼行きが向かいのホームに入っていきました。
 扉が開いて、しばらくすると、駅員さんの大声が聞こえました。見てみたら、酔いつぶれた人を興しているようです。
 ところが、しばらく声をかけても反応がないと見ると、駅員さんは放置して去っていきました。そして、しばらくすると、扉が閉まりました。

 まさか、このまま車庫に行くのか?と一瞬驚きながら、その酔っぱらい氏を見ていました。しかし、電車は動かず、しばらくすると、車内を巡回していた人が、その肩に担いで運んでいきました。
 ついつい目で追ったところ、駅事務室の前の車両だけ扉が開いていました。どうやら、声をかけても起きない酔っぱらいは、車内で運んで、そこでまとめて追い出す仕組みになっているようです。
 普通に扉から出しても、ホームで寝てしまうためなのでしょうか。それとも、泥酔者が風邪をひかないために、少しでも室温を上げるための配慮なのでしょうか。
 今ひとつ理由は分かりませんでしたら、長年の経験に基づいた酔っぱらい対策なのだろうな、と妙に感心してしまいました。

2009年01月22日 23:32