2008年09月20日

必要最小限の設備投資

 先日、大阪で泊まったホテルは、いわゆる「安ホテル」でした。部屋の木製調度品はかなりはげており、ビジネスホテルによくある「ベッドと一体化した目覚まし・電気スイッチ」も目覚まし部分が故障しており、代わりに目覚まし時計が置かれていました。修理費よりもこちらのほうが安上がり、という発想なのでしょう。
 さらに特筆すべきは、部屋の扉がオートロックでないことでした。これまで色々な宿泊施設に泊まりましたが、カプセルホテル以外の「ホテル」でオートロックでなかったのは初めてでした。

 というわけで、施設そのものには、かなり金をかけていませんでした。しかしながら、テレビやトイレなどは新しく、集客に必要と認識している部分に設備投資を集中しているような感じでした。
 私にとってホテルとは、ネットやって風呂入って酒飲んで寝れればよく、それ以外の部分はあまりこだわりません。そういう意味では、自分向きかと思いました。
 しかしながら、唯一にして重大な欠点がありました。それは無線LANの速度が異常に遅く、ちょくちょく切断されるのです。ちなみに、最高速度は11Mbpsですから、一時代前の規格です。
 他の部分が、新しい部分も古い部分も含めて自分向けだっただけに、この無線LANだけは残念でした。ぜひともこの部分を改善し、「オートロックはないが、ネット環境は最新」みたいなホテルになってほしいものだと思いました。

2008年09月20日 15:33