2008年08月04日

終盤の逆転で接戦を逃げ切る

 今更ながら昨日の試合について。
 長野で行なわれた埼玉-千葉はキニー投手と渡辺俊介投手が先発。今日から五輪メンバーが抜け、千葉は里崎選手と西岡選手が、埼玉はGG佐藤選手と中島選手が登録抹消となりました。当然とはいえ、ともに主力です。2004年の時は、「各チーム2選手」という規定があったため、まだ分からなくもなかったですが、今回はそのような規定もなく、異常さが目立っています。まあ、これが最後だと思えば、少しは我慢できますが・・・。
 千葉のスタメンは、塀内選手が九番遊撃で入り、四番にはサブロー選手が入りました。こちらは、普段から、里崎選手や西岡選手が外れることはあるので、特に珍しくは感じませんでした。しかし、抜けた両選手を固定していた埼玉打線は、かなり違和感がありました。

 前の対戦では埼玉打線をほぼ完璧に抑えた渡辺俊投手ですが、2回にブラゼル選手に25号ソロで先制されると、続く3回には栗山選手の適時打で追加点を奪われます。
 一方、初対戦のキニー投手に対し、2回から4回までいずれも先頭打者が歩くも後続がなく、4四球とはいえ、4回まで無安打無得点に抑えられます。
 しかし5回、先頭の橋本選手がチーム初安打となる二塁打を放つと、さらに四球二つで1死満塁に。ここで根元選手が2点適時打を放ち、同点に追いつきます。
 しかし、その裏、渡辺俊投手は先頭の細川選手に三塁打されると、続く黒瀬選手の初打点となる適時打で勝ち越されます。
 埼玉は6回から継投に入り、平野投手を起用します。その代わりばなを攻めて無死1・2塁の好機を作りますが、ここは後続が倒れます。
 しかし続く7回、先頭の塀内選手が今季初安打を放つと、続く早川選手も安打で続き、代わった星野投手から根元選手が四球を選んで無死満塁とします。ここで福浦選手が倒れますが、続くサブロー選手が、代わった正津投手から2点適時打を放って逆転します。
 渡辺俊投手は8回に先頭の黒瀬選手に二塁打され、犠打で進まれた所で交代します。しかしこの1死3塁の場面で川崎投手が連続三振に切り抜け、リードを守ります。
 そして9回は荻野投手が先頭打者を歩かせたものの、最後は併殺で切り抜けて試合終了。4対3で何とか逃げ切りました。観客数は1万4千1百人ほどでした。

2008年08月04日 13:53