2008年05月24日

連日の接戦を1勝1敗で最下位脱出

 千葉で行われた千葉-東京2連戦の感想をまとめて。
 23日の試合は成瀬投手と石川投手が先発。この両左腕がともに好投し、走者がほとんど出ない展開になりました。
 そして両チームあわせて5安打、ともに無得点のまま9回裏に。ここで1死からオーティズ選手が失策で出塁すると、四球二つで二死満塁と、無安打でサヨナラの好機を作ります。しかし、ここも活かせず、両先発が「完封」したまま、延長戦に入ります。

 10・11回とともに継投陣が好投し、相変らず0対0のまま最終回に。そして迎えた12回裏、根本投手が先頭打者を歩かせた後、1死後に畠山選手が打席に。ここから登板のシコースキー投手が一度ファウルフライに打ち取りますが、福浦選手が落球してしまい、直後に勝ち越し適時二塁打を打たれます。さらにもう一つ失策が出て、この回自責点0で2点を勝ち越されます。
 その裏は押本投手に抑えられ、結局0対2で敗戦。久々に投手陣が良かったものの、逆に野手陣が攻守に冴えず、3連敗となってしまいました。観客数は1万7千5百人ほどでした。

 24日の試合は、渡辺俊介投手と館山投手が先発。今日は首を痛めた西岡選手がスタメンを外れました。
 初回に先頭の根元選手が二塁打し、犠打の後、福浦選手の適時打で先制。さらに2回には神戸選手のプロ初本塁打が、さらに4回には大松選手の7号ソロで3対0とします。
 一方、渡辺俊投手は、2回まで無走者に抑え、3回も先頭打者に安打されたものの後続を断つなど、4回まで無失点に抑えます。
 しかし5回、先頭打者に二塁打された後、2死までこぎつけますが、四球で1・2塁とした後、三者連続適時打を喫して追いつかれます。結局、渡辺俊投手は7回途中まで投げて8安打2四球ながら、5回の3点のみに抑えました。
 その後、最近不振だった川崎投手・荻野投手が好投し、今日も同点のまま最終回を迎えます。
 そして迎えた9回裏、4番からとあって、東京は林投手を起用。しかし、先頭のオーティズ選手が安打し、続く大松選手の打席で2-3となったところで代走に西岡選手を起用。これが当たり、ヒットエンドランが成功して無死1・3塁のサヨナラ機となります。
 続く今江選手の当たりは右飛に。やや浅いかと思われましたが、西岡選手の足が活きてサヨナラ犠飛に。4対3で勝った千葉が、交流戦初勝利を挙げるとともに、最下位脱出を果たしています。観客数は2万1千7百人ほどでした。

2008年05月24日 23:49