2008年05月15日

2点差を守れず、連日のサヨナラ負け

 東京ドームで行われた北海道-千葉は吉川投手と成瀬投手が先発。ここ数日打線を固定していた千葉ですが、今日は左相手という事もあり、昨日から五人を入れ替え、右打者を並べました。
 初回の先制機を逃した千葉ですが、2回に吉川選手に制球が乱れ、1安打2四球で満塁にした後、西岡選手の犠飛で先制します。しかしその裏、成瀬投手は小谷野選手に適時打されて追いつかれました。

 4回に先頭の竹原選手が二塁打を放ちますが、後続がなく勝ち越せません。しかし続く5回、先頭の西岡選手が5月に入って3本目となる4号ソロを放ち、勝ち越しに成功します。
 ところがその裏、成瀬投手は先頭打者に安打されると、犠打で進まれた後、鶴岡選手に2年ぶりとなる1号2ランを喫し、逆転されてしまいます。
 直後の6回表、北海道は早くも継投に入り、星野投手が登板。しかし、1死から代打で登場の根元選手が二塁打を放ち、今江選手の安打で1・3塁とすると、金澤選手の5試合連続となる安打が適時打となり、即座に追いつきます。
 さらに2死1・3塁で大松選手が代打に出ると、北海道も左の宮西投手を起用。しかし、投球する際に転ぶという珍しい形のボークが出て、千葉が思わぬ形で勝ち越します。
 さらに8回には死球と四球で無死1・2塁にすると、今江選手が犠打を決めて2・3塁に。ここで金澤選手はバットを折られる一塁ゴロとなりますが、その間に三塁の早川選手が生還し、千葉が無安打で追加点を挙げます。
 さすがにこれは勝つ流れかと思ったのですが、その裏、成瀬投手はいきなり連打され、さらに犠打で1死2・3塁に。ここで左の田中選手のところで成瀬投手は降板。そして、昨日の11回裏に田中選手に安打された川崎投手をぶつけます。しかし、雪辱ならず、四球で満塁に。さらにここで登板のアブレイユ投手が高橋選手に2点適時打を打たれ、追いつかれます。
 そして9回裏、続投のアブレイユ投手は、1死から四球を出します。そして続く紺田選手に、犠打を失敗した後にエンドランを決められて1・3塁となってしまいます。さらに盗塁で2・3塁となった後、森本選手の打球は詰まった二塁ゴロに。スタートを切っていた三塁走者が生還し、5対6で連夜のサヨナラ負けを喫してしまいました。観客数は1万7千8百人ほどでした。

 仙台で行われた東北-合併球団は朝井投手と小松投手が先発。4回に山崎武選手の適時打で東北が先制しますが、直後の5回表に日高選手の適時二塁打で追いついた合併球団が、村松選手の適時打で逆転に成功します。
 東北は6回から、昨日、幻の先発となった長谷部投手が登板します。いきなり、ローズ選手にあわや本塁打という二塁打を打たれますが、後続を抑え、2回を無失点に抑え、二試合連続の「プロ初登板」を飾りました。
 しかし、東北は6回の無死1塁、7回の1死1・2塁を活かせず、8回以降は継投陣に抑えられ、そのまま2対1で合併球団が勝っています。観客数は1万1千5百人ほどでした。

 福岡で行われた福岡-埼玉はパウエル投手と西口投手が先発。福岡が一度は追いつきますが、6回に中村選手の9号ソロで再び埼玉が勝ち越すと、7回にはまた打線が爆発して一挙5点を追加。8回にも加点して、終わってみれば10対3で埼玉が大勝。西口投手は遅ればせながら今季初勝利を挙げています。観客数は3万1千7百人ほどでした。

 福井で行われた広島-タイガースは宮崎投手とボーグルソン投手が先発。初回に先制したカープが6回に追加点。一方のタイガース打線は6回まで1安打に抑えられます。
 しかし7回、タイガースは2安打と死球で無死満塁に。ここで今日は代打で登場した檜山選手が、二試合連続の同点打となる2点適時打を放ち、さらに赤星選手の適時打で勝ち越します。
 逆転した後の7回裏は久保田投手でなく、渡辺投手が登板。以下、ウイリアムス投手・藤川投手の継投で広島打線を抑え、打っても終盤に追加点を挙げたタイガースが5対2で勝っています。ボーグルソン投手は今季初勝利となっています。観客数は1万4千2百人ほどでした。

 神宮で行われた東京-ドラゴンズは館山投手と川上投手が先発。川上投手は立ち上がりが乱れ、初回に東京打線が打者一巡でいきなり5点を挙げます。その後、ドラゴンズも反撃して一時期は2点差にまで迫りますが、その後再び東京が突き放し、最後は8対4で東京が勝っています。観客数は1万4千2百人ほどでした。
 横浜で行われた横浜-読売は三浦投手と内海投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は1万7千3百人ほどでした。

2008年05月15日 23:52