2008年05月14日

唐川投手、今日も無四球の好投で早くも3勝目

 東京ドームで行われた北海道-千葉はグリン投手と唐川投手が先発。千葉のスタメンは、一昨日と全く同じ。中止になった11日も含めると、3試合連続で同じスタメンとなりました。
 過去2試合、素晴らしい内容で連勝している唐川投手ですが、今日も立ち上がりから安定した投球。北海道打線を抑え込みます。

 一方、打線は2回に早川選手が右翼席に今季1号となるソロを放って先制します。さらに4回には2死無走者から今江選手が安打すると、ここで急にグリン投手が制球を乱し、三者連続四球と押し出しで1点を追加します。さらに福浦選手とオーティズ選手に連続適時打が出て、この回一挙5点を挙げ、グリン投手をKOしました。
 一方、唐川投手は4回まで無走者投球。5回に先頭の稲葉選手に、プロ初被弾となるソロを打たれますが、後続は抑えます。
 打線は6回に、金澤選手のプロ初二塁打を足がかりに、大松選手の2点適時打でダメ押し。今日は中軸三人で6打点を挙げました。
 唐川投手は7回2死から二塁打された後、イレギュラーバウンドによる適時内野安打で2点目を失います。しかしながら、結局8回を投げて北海道打線を4安打2失点。そして前回に続いて無四球に抑えるという好投でした。
 そして9回は久々の一軍登板となったアブレイユ投手が抑え、8対2と千葉が快勝。4月末以来となる久々の連勝を挙げています。唐川投手は早くも3勝目を挙げています。観客数は1万9千8百人ほどでした。

 福島で行われた東北-合併球団は永井投手と近藤投手が先発。初回に山崎武選手の適時打で東北が先制し、永井投手は6回まで無失点に抑えます。しかし7回表、合併球団の先頭打者が安打すると、激しい雨の中で東北が内野ゴロを3失策のうえに暴投と、守備が大いに乱れます。永井投手はこの回でKOとなりましたが、失点5で自責点0でした。
 そのまま終盤に追加点を挙げた合併球団が8対2で勝っています。観客数は7千人ほどでした。

 宮崎で行われた福岡-埼玉は和田投手と石井一投手が先発。2点を追う福岡は、5回に松田選手の3号ソロと川崎選手の適時打で追いつきます。そして続く6回に内野ゴロの間に勝ち越した福岡が、8回にも追加点を挙げて4対2で勝利。埼玉の連勝を止めています。観客数は2万6百人ほどでした。

 富山で行われた広島-タイガースはルイス投手とアッチソン投手が先発。2回に2死2塁からタイガースは八番の梵選手を敬遠しますが、続くルイス投手が2点適時二塁打を放ち、広島が先制します。
 さらに広島が得点を重ね、9対1で最終回に。その9回表に金本選手が、通算400号となる6号2ランを放ちますが、それが最後の反撃。9対3で広島が勝っています。観客数は1万6千3百人ほどでした。

 長野で行われた横浜-読売はウッド投手と高橋尚投手が先発。2点を追う横浜は7回、村田選手の10号2ランで1点差に迫ります。そして9回、クルーン投手から吉村選手が適時打を放って追いつき延長戦に。そして10回裏に仁志選手がサヨナラ打を放ち、横浜が4対3で逆転勝ちしています。観客数は2万2千5百人ほどでした。

 今日、唯一、本拠地で行われた神宮の東京-ドラゴンズは川島亮投手と朝倉投手が先発。4回にドラゴンズが先制しますが、その裏、無死1・2塁から、ガイエル選手の詰まった飛球が左翼線際に入る適時二塁打となって逆転。さらにこの回、もう1点を追加します。
 川島投手は5回を8安打ながらも1失点。その後、松岡投手が2回を抑えたあと、押本投手と林投手の必勝継投でドラゴンズを抑えた東京が4対1で勝っています。観客数は1万8百人ほどでした。

2008年05月14日 01:45