2008年02月21日

1時間の遅れが3時間半に

[ 交通 ]

 昨日書きましたが、雪の中を旅しています。今泊っている所は、会津若松から只見線で2時間山の中に入り、そこから車で20分くらいの所でしたが、宿に行ったら携帯が通じるどころか、アンテナが三本立っていました。インフラの整備は予想以上に進んでいるものだと驚きました。この調子で10年もしたら、普通にフレッツスポットが使えているようになっているかも、などとも思いました。
 昨日書いたように、旅行の目的の一つに「時間と離れた所で過ごす」というのがありました。ところが、行く前から「時間と離れすぎ」てしまい、とんでもない失敗をしてしまいました。

 只見線の時間から逆算し、浅草発8時10分の東武鉄道快速に乗ると、うまく接続することが分かりました。したがって、それで計画を立てていました。ところが、いつの間にか、自分の頭の中で「浅草発9時10分に乗れば・・・」と脳内誤変換されていました。
 普通なら、1時間出るのが遅れれば、着くのが1時間遅れるだけです。ところが、只見線は、1日7本(場所によっては1日3本の区間もあり)しかないローカル線です。
 その結果、目的地の駅に到着したのは、当初の予定から3時間半も後でした。おかげで、肝心の只見線車窓はほとんどが闇の中でしたし、楽しみにしていた温泉地周辺の散策もできませんでした。
 初めて時刻表を見て旅の計画を立てたのは中学の時でしたが、もちろん、こんな失敗をしたのは初めてです。こんな事は、一度でも時刻表上で計画を見直せば簡単に防げます。我ながら、気が緩みすぎているとしか言いようがありません。
 とりあえず、「これが仕事に関することでなくて良かった」と思うことにしました。いきなり、とんでもない幕開けを迎えた旅行ですが、残る二日は何とか成功させたいものです。

2008年02月21日 21:32