2008年02月15日

鉄拳流送別会(?)

 いろいろあって今の会社を辞めることとなりました。前回の退職時と違い、今回は余った有給を消化するつもりなので、今月後半は休養を楽しむつもりです。ちなみに、順調にいけば3月からの勤務先となる所の担当者からは、「土曜から来てくれ」みたいな事を言われているので、冗談抜きで「つかの間の休養」になりそうな感じです。
 そういうわけで、一応、送別会が開催されました。ところが、「発起人」ははっきり言って、全然親しくもなんともない人でした。
 何でこの人が?と不可解に思っていたのですが、結論だけ言えば、ただ単に私とも業務上のつきあいがあった、取引先の異性社員との酒席を設定したかっただけでした。そのために「私の退職」をダシに使ったわけです。

 というわけで、肝心の「送別」のほうは、ありえないほどのぞんざいさでした。あまりの目茶苦茶さに、一時期流行した、鉄拳さんのギャグを思いだしてしまいました。なにしろ、この「送別会」の状況を箇条書きするだけで、「こんな送別会はいやだ!」というネタが一本作れてしまうからです。さしずめ、氏のギャグ風に言うとこんな感じになります。

  • 当日夕方になっても、会場も開始時間も知らされていない。
  • ギリギリになって伝えられた会場は、「安かろう悪かろう」で有名な居酒屋チェーン。
  • ほとんど告知がなされておらず、呼ばれた社員は数人程度。
  • やや遅れて会場に入ったところ、「幹事」は本当の目的である取引先社員へのアタックに夢中で、ほぼ無視される。
  • 向かいに座っていた、仕事以外で口をきくことはほとんどないほど「親しい」輩から、自分がいかに貧乏かの自慢(?)をダラダラと聞かされる。
  • 安物ばかり頼んだので、勘定を参加人数で割ると一人二千円。こんなのでおごられるのも嫌なので、払おうとしたら、無駄に固辞される。
といったところです。
 ある意味、「このような飲み会を開催してはいけない」という見本みたいでした。あまりのひどさに、適当な理由をつけて1時間も経たずに退散。声をかけられていた数少ない仲間と即座に飲み直しをしたほどでした。その場で、「幹事を変えて非公式の送別会をやり直す」という話が出たのは言うまでもありません。
 まあ、会社には色々と致命的な問題があり、それゆえに辞めたわけです。そう考えると、最後の送別会まで「らしい」会社だった、とも言えるのだろうな、などと思いました。

2008年02月15日 01:04