2008年01月31日

有毒物質

 中国産冷凍餃子の残留農薬量に問題があり、食べた人が体調を崩しているそうです。ちなみに、被害が発生した食品は、JTの系列会社が扱っていたとのことでした。
 餃子と言えば、中国発祥の料理です。その餃子を「本場」の中国が、日本で発達した「農薬」を大量にぶち込んで「より日本風」にして輸出したわけです。しかも、扱っているのが、肺ガンを誘発する嗜好品販売を「本業」にしている会社なわけです。
 ある意味、「JTが扱う日本向け食品」として最適化(?)されて輸出されたと言えるでしょう。そう考えると、「食の現状」を象徴した事件と言えるかもしれません。
 いずれにせよ、中国で餃子を発明した数千年前の人も、このような形で「中国産餃子」が取り上げられるとは夢にも思っていなかった事でしょう。とにかく、「それを口にしたらどうなるか」という事を一番に考えて、作ったり売ったりしてほしいものだ、とあらためて痛感させられた一件でした。

2008年01月31日 22:19