2007年11月10日

アジアシリーズ第1・2戦

[ 野球 ]

 8日からアジアシリーズが開幕しました。初戦でのドラゴンズ対韓国のワイバーンズで、ワイバーンズが勝利。本大会で日本チームに初の黒星がつきました。ワイバーンズの金星根監督は、昨年までマリーンズのコーチを務めていました。韓国での監督実績も豊富とのことですが、さすがと言うよりありません。
 ちなみに、中田投手に投げ勝った金広鉉投手は、高卒ルーキーの19歳とのこと。ドラゴンズ打線を6回3安打3四球で無失点に抑えていました。安直な表現ですが、「韓国の田中将大投手」とでも言ったところでしょうか。2009年のWBCなどにも出てきそうな感じです。

 そのワイバーンズは本日行われた中国選抜にもコールドで圧勝。先発は、昨年カープに在籍していたロマノ投手でした。ここには、一昨年カープに在籍し、昨年は台湾のベアーズで本大会に出場し、ファイターズ相手に好投したレイボーン投手も在籍しているとの事です。明日の台湾戦に登板するのでしょうか。
 なお、本日もし負けると決勝進出できなくなるドラゴンズですが、台湾のライオンズ相手に井端選手が4打点を挙げる活躍。先発の朝倉投手は6回を2失点。最後は岩瀬投手が抑え、4対2で勝利しました。
 これでドラゴンズは、初戦に中国に逆転勝ちしていたライオンズと並んで1勝1敗に。明日ドラゴンズが勝ってワイバーンズがライオンズに勝てば、ワイバーンズが予選1位、ドラゴンズが予選2位で決勝進出となります。一方、ドラゴンズとライオンズが勝って2勝1敗で3チームが並んだ場合、総失点が少ない上位2チームが決勝進出となるようです。ここまで、ワイバーンズ2失点、ドラゴンズ8失点、ライオンズ9失点となっていますので、ドラゴンズは中国に完封勝ちすれば、夜の結果を待たずに決勝進出となります。
 決勝はおそらく川上投手なので、明日は「完全リレー男」の山井投手か、小笠原投手のいずれかと思われます。果たしてどうなるでしょうか。

2007年11月10日 00:39