2007年11月06日

女性専用車に紛れ込む?

[ 交通 ]

 朝の9時過ぎに半蔵門線を使う機会がありました。降りる時の事を考えて一番前の車両に乗りました。いい席が空いていたので、ツイていると思いながら座りました。そして、ふと窓を見ると、「女性専用車」の記載がありました。乗車したときのホームには記載がないし、車内には男性が何人か普通に座っています。
 変だとは思いましたが、とりあえず、窓の記載には「平日の9時半までは・・・」という文言があります。そこで、「ホームの記載を見落として女性専用車に紛れ込んでしまったか?」と思い、あわてて隣の車両に移動しました。

 やや釈然としない気分でいたところ、9時半になりました。すると、車掌さんが「9時半になりましたので、最後尾の女性専用車両は、終了させていただきます」という放送が流れました。その時、「そう言えば、半蔵門線は、上下とも最後尾を女性専用車にしていたっけ」という事を思い出しました。つまり、私が見たのは、逆方向に走る時に使われる記載だったのです。
 そんなもの、記載を落ち着いて読めば分かる、という話ではあります。しかしながら、「間違えて女性専用車に入ったかもしれない」という不安感から、とりあえず脱出することを優先したわけです。そそっかしいと言えばそそっかしいですが、無難な対応だったと自分では思っています。
 こんな事が起きないよう、窓に貼ってある「女性専用車」の表示は、該当列車の該当時間のみ表示されるようにならないものか、などとも思いました。窓にLED表示をさせる、というような技術が開発されれば、可能なようにも思えます。数年後の科学技術に期待したいところです。

2007年11月06日 22:58