2007年11月06日

ライオンズ、来期から球団名変更

[ 野球 ]

 ライオンズが、球団名に「埼玉」を冠するという名称変更を申請したとのことです。正式決定はオーナー会議の承認を得て、という事ですが、実質的には決定と言っていいでしょう。
 これでパリーグは六球団中五球団が地域名を冠した事になります。セリーグでは創設以来地域名のみを名乗っている広島に、1993年から地域名に改めた横浜、昨年より地域名を冠したスワローズがあります。地域名がそのまま企業名になっているドラゴンズ(中部日本)・タイガース(大阪神戸)もあるわけで、12球団中10球団に地名がつくことになります。
 せっかくだから、ドラゴンズとタイガースも「中部」とか「京阪神」みたいに、地域名を名乗れば、とも思うのですが、そうはいかないものでしょうか。
 所沢の閑散ぶりを見ると、県名を冠したくらいではまだまだ大変とは思いますが、ぜひとも地域密着をはかって、再び人気球団となってほしいものです。

 マリーンズがらみでは、上川前イーグルス二軍コーチと、成本前スワローズ投手コーチの入団が決まりました。成本コーチといえば、かつてのマリーンズのダブルストッパーの一人。引退後は初の古巣復帰となります。こうなると、当時コンビを組んでいて、今年イーグルスを戦力外になった河本投手の去就が気になるところです。こちらの古巣復帰はないものなのでしょうか。
 一方、戦力外通告を受けていた吉井投手は、ファイターズの一軍投手コーチに。同時に現役引退となるようです。マリーンズでも、その前にいた球団でも、若手投手には慕われていたそうです。また、CS中に自身のブログで綴っていた戦況分析も的確なだけに、優秀なコーチになるのでしょうか。それにしても本人も、CS中は「いかにして勝つか」を論じていた球団に、1ヶ月後に指導者として入る事になるとは、予想外だったのではないでしょうか。

 そのファイターズですが、金村投手が中村泰投手との交換でタイガースに移籍となりました。結果的に、ファイターズで一軍最後の登板となった試合は観戦していました。その試合では、序盤に打込まれながら、「明日先発予定の投手の体調が安定しないので、中継ぎを使いたくないから」という理由で5回まで続投させられ、計10失点という結果になっていました。まだまだ老け込む年でもないでしょうし、タイガースではここ二年の不振を取り返す活躍をしてほしいものです。

2007年11月06日 22:55