2007年10月01日

タイガース、CS進出を決める

[ 野球 ]

 横浜のベイスターズ対タイガースは吉見投手と下柳投手が先発。初回、タイガースは安打二本で2死1・2塁とすると、五番に入っている今岡選手に3号3ランが出て先制します。その後、2回から4回までは無安打でしたが、5回に下柳投手の安打を足がかりに四球二つで二死満塁とすると、今岡選手の二塁内野安打が適時打となり、5対0となります。

 下柳投手は失策で失点したものの5回を自責点0。ただ、その失策の時にグラブを叩きつけるなど、やけに気が立っていました。
 6回は江草投手と渡辺投手で抑えます。そして後は必勝継投とばかりにウイリアムス投手を投入しますが、いきなり安打され、2死1・3塁から金城選手に13号3ランを喫し、1点差となってしまいます。
 しかし久保田投手は無失点で抑え、迎えた9回表、1死1・2塁から3連続適時打が出て4点を追加。これで再び5点差としました。
 ところがその裏、セーブがつかない事もあってダーウィン投手を出すもこれが失敗。いきなりの連続二塁打で1点を取られた後に安打で1・3塁とされ、1死も取れずに降板となりました。
 ここで遅ればせながら藤川投手が登板。続く金城選手を併殺に抑えますが、続く村田選手に左翼席に33号ソロを打たれて2点差に。しかし最後は吉村選手を抑え、何とか逃げ切りました。
 これでタイガースは遅ればせながらクライマックスシリーズ進出が決定しました。今岡選手の復活は大きいですが、継投陣の不振は気になるところ。シリーズ開始までに何とか持ち直してほしいものです。観客数は1万1千5百人ほどでした。

 広島のカープ対ドラゴンズは長谷川投手と小笠原投手が先発。3対3の同点で迎えた8回に1死から前田智選手がこの日二本目の二塁打を放つと、四球で走者をためたあと、嶋選手が2点適時三塁打を放ってカープが勝ち越します。9回にドラゴンズも永川投手から2安打して一発出れば逆転の局面まで作りますが、最後は抑えられて5対3でカープが勝利。これで、ドラゴンズのリーグ連覇はかなり難しくなっています。観客数は7千6百人ほどでした。

 大阪ドームの合併球団対ライオンズは金子投手と西口投手が先発。4回に木元選手の適時打で合併球団が先制すると、6回には二番手の岡本投手が2死球と制球を乱して満塁とすると、迎選手の適時打で2点を追加。一方、金子投手はライオンズ打線を5安打1四球に抑え、今季二度目の完封勝ち。4対0で合併球団が勝ち、ライオンズは4位がかなり難しくなっています。観客数は9千8百人ほどでした。

2007年10月01日 23:42