2007年09月19日

連日の延長敗戦で再び自力優勝消える

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ホークスは小林宏之投手と和田投手が先発。今日はTSUYOSHI選手と早川選手が復帰して1・2番に。連日の対左とあって3番から6番は昨日と同じで、7番には堀選手が、9番には大塚選手が入りました。また、昨日7敗目を喫した小林雅英投手が登録抹消となっています。
 ホークスは2回に小久保選手が安打を放った後、大村選手が二塁打を放ち、無死2・3塁に。ここで小林宏投手に暴投が出て先制されますが、何とかその1点に抑えます。
 その裏、マリーンズは1死から竹原選手が左翼席に6号ソロを放ち、追いつきます。

 小林宏投手は今日も本来の調子ではありあません。4回も1死から連打され、四球で2死満塁としますが、ここは凌ぎます。しかし続く5回は連打で1・3塁とされ、松中選手の犠飛で勝ち越しを許します。さらに2死1・2塁から右前に安打されますが、ここはベニー選手の好返球で川崎選手を本塁で刺します。
 そして勝ち越された直後の5回裏、この回先頭の堀選手が、連日のスタメン起用に応え、左翼席に2号ソロ。即座に追いつきます。
 小林宏投手は6回に失策で1死3塁となりますが、ここはスリーバントスクイズを外し、三振ゲッツーで勝ち越しを許しません。しかし、続く7回は1死から二塁打を打たれ、9安打4四球2失点で、ここで交代となりました。しかし、ここは二番手の川崎投手が松中選手と大村選手を抑え、ここも0点に抑えます。
 打線は和田投手に対し、8回まで5安打2四球で、ソロ2本のみの2得点でした。
 8回は荻野投手が2死から二塁打されますが、ここで小林雅投手と代わって久々一軍復帰の藤田投手が登板。この危機を凌いだ後、9回も三人で抑えます。
 その裏、マリーンズは二番手の水田投手から、1死から代打の福浦選手が安打すると、続く堀選手が本日3本目となる安打でエンドランを決め、1死1・3塁に。ここでマリーンズが大松選手を代打に出すと、ホークスは敬遠して満塁策をとります。ここで途中出場のサブロー選手は右飛を打ち上げます。やや浅いながらも、代走のオーティズが本塁突入するも、柴原選手の好返球で本塁タッチアウトとなり、3試合連続の延長戦となります。
 10回からマリーンズは、抑えに繰り上がった薮田投手に代わり、荻野投手とともに右のセットアッパーとなった小宮山投手が登板。四番から始まったホークスの10・11回を無安打に抑えます。
 対するホークスは馬原投手が登板。10回はいきなりTSUYOSHI選手が死球で出て、早川選手が送りますが、3・4番が倒れます。そして11回も2死から堀選手が4本目の安打を放つと、代打の橋本選手が得意の四球を選んで1・2塁と再びサヨナラ機を作ります。しかし、ここもサブロー選手が倒れ、連日の延長12回となります。
 その12回は薮田投手が登板。しかし、いきなり川崎選手に安打されます。続く松中選手はバントの構えをして0-2になった後、三球目をバントしてファウルになります。なんでもこのバントは本人の意思とのこと。しかし、ここでベンチの王監督が「振れ」の身振りを見せると、強攻に切り替え、三遊間を抜き、無死1・2塁となります。ここで続く小久保選手が犠打を決め、大村選手敬遠で満塁に。そして続く田上選手を追い込みますが、2-2から犠飛を打たれ、三度目の勝ち越しを許してしまいます。
 その裏、四番手の柳瀬投手に対し、二死からベニー選手が四球を選ぶも、最後はズレータ選手が三振に倒れて試合終了。3対2で敗れ、首位ファイターズとのゲーム差は5となり、再び自力優勝がなくなりました。また、2位ホークスとの差も4と開いています。観客数は2万4百人ほどでした。

 東京ドームのファイターズ対イーグルスは武田勝投手と岩隈投手が先発。0対0で迎えた5回裏に、高橋選手の二塁打を足がかりに、金子誠選手の適時二塁打でファイターズが先制します。さらに、7回には森本選手の3号ソロで追加点が入ります。
 武田勝投手は7回を2安打2死球で無失点。8回に武田久投手をはさみ、9回はマイケル中村投手が無死1・2塁とするもそこから抑えて完封リレー完成。2対0で勝ったファイターズがクライマックスシリーズ進出マジックを1としています。観客数は1万4千1百人ほどでした。
 大阪ドームの合併球団対ライオンズは金子投手と西口投手が先発。3回にラロッカ選手の27号3ランなどで4点を先制した合併球団が、1点差に迫られた6回には、ローズ選手のリーグ単独首位となる42号ソロで突き放します。
 ライオンズも8回に1点を返し、1点差で迎えた9回表、合併球団は連続して救援失敗した加藤大投手でなく、大久保投手と投入。しかし、2死1塁からカブレラ選手が左翼最上階に特大の23号逆転2ランを放ちます。その裏はギッセル投手が抑え、6対5でライオンズが逆転勝ちし、単独四位になっています。観客数は9千5百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対読売は能見投手と久保投手が先発。初回に1点ずつ取りあって迎えた4回、先頭の金本選手が30号ソロを放ってタイガースが勝ち越します。
 そのまま1点差で迎えた7回、タイガースは当然ながらウイリアムス投手を投入します。しかし、2安打で1死1・3塁とされ、適時打で今季2点目の自責点を与え、追いつかれます。
 その裏、タイガースはシーツ選手の適時打で勝ち越し、さらに葛城選手にも適時打が出て2点を勝ち越します。今度こそ決まったかと思いきや、8回から登板の久保田投手が2死無走者から内野安打されると、続く投ゴロを失策して2・3塁に。さらに適時打を喫してまたもや追いつかれます。
 しかし、その裏、今日スタメンの野口選手が二塁打を放ち、犠打で三塁に進みます。続く代打・桧山選手の打席で、読売の門倉投手が暴投し、タイガースがまたもや勝ち越します。
 そして9回は藤川投手が登板。1死から安打と盗塁で2塁まで走者を進めますが、最後は連続三振で抑え、タイガースが5対4で連勝。2位以下のゲーム差を再び1.5としています。観客数は4万8千5百人ほどでした。

 神宮のスワローズ対ドラゴンズは藤井投手と山本昌投手が先発。初回に2死1塁から三連打でスワローズが2点を先制。直後の2回表にドラゴンズも李選手のソロで反撃しますが、その裏、田中浩選手の適時打で再びスワローズが突き放します。
 山本昌投手も3回以降は0点に抑えますが、援護はソロ2本のみ。結局スワローズが3対2で逃げ切っています。観客数は1万3千3百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対カープは工藤投手と青木高投手が先発。ベイスターズが先制するも、5回にアレックス選手の適時二塁打などで3点を取ったカープが逆転し、7回にも追加点を挙げます。9回にベイスターズも反撃して2点差まで迫ってなお二死1・2塁まで迫りますが、最後は永川投手が踏ん張り、カープが6対4で勝っています。観客数は9千1百人ほどでした。

2007年09月19日 00:20