2007年06月25日

工藤投手に抑えられ、交流戦最終試合を飾れず

[ 野球 ]

 交流戦最終戦となった千葉のマリーンズ対ベイスターズは久保投手と工藤投手が先発。今日はベニー選手が欠場し、左翼手には竹原選手が、そして指名打者には対左ながらワトソン選手が入りました。また、二遊間は堀選手と渡辺正選手でした。
 今日勝てば唯一の「交流戦通算12勝投手」となれる久保投手ですが、今日は2回に先頭の金城選手に6号ソロを打たれて先制されます。さらに続く3回は1死1・2塁からまたもや金城選手に右中間を破る適時三塁打を打たれて追加点。さらに犠飛も出て、4点差となってしまいます。
 一方、2回まで無走者に抑えられていたマリーンズ打線ですが、その裏2死から渡辺正選手がチーム初安打を放つと、続く早川選手の二塁打で2・3塁と反撃機を作ります。しかし続く堀選手は倒れ、得点できません。

 久保投手は4・5回は抑えましたが、そこで降板。無四球ながら9安打4失点で勝ち投手の権利を得ることができませんでした。その裏、マリーンズは先頭の竹原選手が初の四球を選びます。ところが続くワトソン選手の二遊間を抜くかと思えた当たりを仁志選手が好捕して併殺になり、結局三者凡退に終わります。
 2番手の川崎投手は6・7回を三人ずつで抑えます。すると、その裏にここまで通算2安打だった打線が1死からサブロー選手と里崎選手の連打で久々の好機を作ります。しかしここも竹原選手とワトソン選手が倒れ、得点できません。
 これは工藤投手の史上最年長完封かと思われた8回ですが、先頭の青野選手が安打すると、続く代打の田中雅彦選手が四球を選びます。そこから二死になりますが、続く福浦選手が適時打を放って遅ればせながら1点を返し、なお1・3塁に。ここで工藤投手は降板しました。
 二番手の木塚投手に対し、サブロー選手が三塁前に高いバウンドの内野安打を放ち、これが適時打となり、2点目を返しますが反撃はここまで。続く9回もクルーン投手から先頭の代打・橋本選手が安打し、暴投で2塁に進みますが、そこから三人が打ち取られ、結局無得点。4対2で敗れ、これでパリーグ首位陥落となりました。一方のベイスターズは5連勝となっています。観客数は1万2千1百人ほどでした。

 というわけで、今回の交流戦は13勝10敗1分で、現時点で4位(明日ベイスターズが負ければ同率3位)となりました。三連覇を逃したのは残念ですが、三人も主力が離脱しては仕方ない仕方ないかもしれません。後半戦になれば彼らも戻ってくるでしょうし、何とか最大の目標であるV奪回に向けて頑張ってほしいものです。
 戦力といえば、マリーンズが03・04年にブルーウェーブに所属していたオーティズ選手を獲得しました。この時期の獲得と聞くと、ズレータ選手の治りが予想以上に悪いかと心配になります。オーティズ選手は04年に解雇されたわけですが、解雇同期(?)には現時点で二冠王の山崎武選手もいます。同様とは言いませんが、それに準じる活躍を期待したいものです。

2007年06月25日 23:50