2007年06月24日

里崎選手の逆転満塁弾で連敗止める

[ 野球 ]

 神宮のスワローズ対マリーンズは石井一投手と清水直行投手が先発。今日は左の石井一投手という事もあり、打撃好調の根元選手を外し、堀選手と渡辺正選手で二遊間を組みました。
 3回に早川選手の適時打で先制するも、4回にガイエル選手の3試合連続となる16号ソロで追いつかれ、続く5回には2死無走者から青木選手の内野安打を足がかりに、田中浩選手とラミレス選手の連続適時二塁打で勝ち越されます。

 その後、7回まで石井一投手の前に3安打に抑えられていたマリーンズ打線ですが、8回に代打で登場した先頭の竹原選手が安打し、早川選手の二塁打で続くと、堀選手が四球を選び、無死満塁とします。しかし、続く福浦選手は三振に。ここでスワローズは日本復帰2試合目となるシコースキー投手を起用します。そしてサブロー選手は一邪飛に倒れますが、続くかつてシコースキー投手とバッテリーを組んだこともある里崎選手が左翼席前列に5号逆転満塁本塁打を放ちます。里崎選手は2年連続で、雨の神宮球場での逆転満塁本塁打を放った事になりました。
 そして9回にはワトソン選手が一軍復帰後初となる3号ソロでダメ押し。その裏、小林雅英投手が青木選手に11号ソロを喫するも、後は抑えて6対4で勝利。連敗を4で止めました。また、7回2死から登板した荻野投手が2球でプロ初勝利を挙げています。観客数は1万9千4百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対ファイターズはジャン投手とグリン投手が先発。初回に稲葉選手の適時二塁打で先制したファイターズが、2回には稲田選手の犠飛で追加点を挙げます。
 タイガースも3回に野口選手の今季1号となるソロで反撃しますが、5回にファイターズがセギノール選手の故障で今季初の四番に入った高橋選手の犠飛で追加点を挙げます。
 その裏、タイガースも1死満塁と一発出れば逆転の好機を作ります。しかし、ここで今季初スタメンで2番に入った坂選手、さらには林選手も倒れ、反撃できません。
 そこからタイガースは2点負けていながらいつもの三人を投入してファイターズの封じます。しかし、グリン投手の前に8回を6安打3四球ながらソロのみの1得点。9回はマイケル中村投手に抑えられ、3対1でファイターズが勝利。タイガースは今季の対ファイターズを4連敗で終えてしまいました。観客数は4万8千5百人ほどでした。

 広島のカープ対イーグルスはフェルナンデス投手と朝井投手が先発。初回にカープが先制しますが、3回に追いついたイーグルスが4回に山崎武選手の2試合連続となる27号ソロで勝ち越します。さらに終盤に草野選手の2打席連続の打点などで6点を追加したイーグルスは8対1で勝っています。観客数は1万9百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対合併球団は三橋投手と川越投手が先発。初回に3点を先制したしたベイスターズが3回にソロ2本で追加点を挙げて5対0とします。その後、合併球団もローズ選手の23号2ランなどで反撃し、8回には1点差まで迫りますが、最後はクルーン投手が抑え、5対4でベイスターズが逃げ切っています。観客数は1万2千9百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ライオンズは内海投手と西口投手が先発。3回に中島選手の7号ソロで先制したライオンズが4回に江藤選手の適時二塁打で追加点を挙げます。
 そして2対1で迎えた9回表、ライオンズは高山選手の今季1号となる2ランでダメ押し。その裏に小野寺投手が2点を返されますが、最後は凌ぎきり、4対3でライオンズが勝っています。西口投手は11年ぶりに東京ドームで白星を挙げています。観客数は4万5千2百人ほどでした。
 名古屋のドラゴンズ対ホークスは中田投手と和田投手が先発。2回に小久保選手の16号ソロで先制したホークスが3回には小久保選手の2打席連続となる17号3ランで追加点。その後も得点を重ねて9対2で大勝。中田投手の名古屋ドームでの連勝記録が止まっています。観客数は3万8千1百人ほどでした。

2007年06月24日 23:59