2007年06月20日

根元選手にプロ初本塁打出るも敗戦。交流戦3連覇に黄信号

[ 野球 ]

 東京ドームの読売対マリーンズは木佐貫投手と小野投手が先発。マリーンズは二日前の試合で首を痛めたTSUYOSHI選手が登録抹消となり、代わりにワトソン選手が一軍復帰を果たしました。また、一昨日昇格した早坂選手が一番二塁でで今季初スタメンとなりました。
 試合のほうは東京ドームらしい本塁打の飛び交う展開となり、8回には根元選手が右翼席中段にプロ初となる2ランを放つも、得点はこれだけ。その後早坂選手に公式戦初安打(ただしプレーオフでの安打はあり)も出ましたが、最後は5対2で敗れ、対読売連勝が9で止まるとともに、交流戦残り4試合で首位のファイターズとのゲーム差が3に。明日ファイターズが勝って、マリーンズが引分け以下だと、三連覇がなくなってしまう形となってしまいました。観客数は4万4千人ほどでした。

 甲子園のタイガース対イーグルスは下柳投手と永井投手が先発。4回にタイガースが四球二つで好機を貰い、今岡選手の適時打で先制。両チームとも先発・リリーフともに好投したため、これが唯一の得点に。両チーム合わせて9安打4四球の投手戦を制したタイガースが1対0で勝っています。観客数は4万6千7百人ほどでした。
 広島のカープ対ファイターズは長谷川投手と木下投手が先発。早い回からの継投合戦になりますが、セギノール選手が二番手のフェルナンデス投手からまたも右打席で2本塁打。さらに三番手の横山投手からは左打席で16号を放ち、4安打3本塁打5打点の活躍。また、1試合左右打席本塁打は7試合目でこれは日本新記録となりました。試合はファイターズが10対6で勝利。観客数は1万2千8百人ほどでした。
 富山のドラゴンズ対合併球団は朝倉投手とカーター投手が先発。2回にカーター投手が顎に打球を受けて降板。急遽救援した高木投手が好投したものの、4回に谷繁選手が適時打を放つとこれが両チーム唯一の得点に。朝倉投手は8回を4安打無四球無失点。9回は岩瀬投手が2安打されるも抑え、ドラゴンズが1対0で勝っています。観客数は1万7百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対ライオンズは藤井投手と涌井投手が先発。2回に細川選手の2試合連続となる6号2ランでライオンズが先制。その後接戦が続きましたが、2点リードで迎えた9回にライオンズが一挙5点を奪って試合を決め、9対2で勝って連勝を5としています。観客数は1万5千6百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対ホークスは吉見投手と新垣投手が先発。2回に吉見投手の適時打で先制したベイスターズが3回には金城選手の3号3ランで追加点。吉見投手は投げては8安打3四球ながらホークスの拙攻に助けられて完封し、5対0でベイスターズが勝っています。観客数は1万8千9百人ほどでした。

2007年06月20日 00:28