2007年05月28日

6試合連続二桁安打で大勝

[ 野球 ]

 甲子園のタイガース対マリーンズは杉山投手と久保投手が先発。DHが使えないため、ズレータ選手がスタメンから外れました。また、昨日の打席で今江選手が骨折してしまい登録抹消となりました。そのため、三塁には青野選手が7番で、二塁には堀選手が8番で入りました。一方、タイガースも矢野選手が足を痛めて登録抹消となっています。
 1回表、いきなりTSUYOSHI選手が死球で出塁すると、早川選手が安打で続き、福浦選手が右中間を抜く適時二塁打を放ち、いきなり2点を先制。これで6試合連続での初回先制となりました。さらに2死後にベニー選手が二遊間を抜いて3点目を挙げます。

 さらに続く2回、この回先頭の堀選手が二塁打を放つと、久保投手が犠打を決めます。ここでTSUYOSHI選手が中堅手の頭を越す適時二塁打で追加点を挙げると、2死後に福浦選手が死球で出ると、初回に追加点機で凡退したサブロー選手に適時打が出て早くも杉山投手をKO。さらに二番手の渡辺投手から里崎選手にも適時打が出て2回で早くも7点を取ります。
 打線不振のタイガースは、シーツ選手を外し、桧山選手をスタメンに。また、今岡選手を七番に落として、鳥谷選手・金本選手・林選手でクリーンアップを組みます。その中軸復帰の林選手が2回裏に7号ソロを放ちますが、その後は攻撃が続きません。6回に連打で無死1・2塁としますが、ここも内野ゴロ二つでの1点のみ。久保投手は7回を6安打無四球2失点に抑えます。
 一方、マリーンズ打線は3・4・6・7回と先頭打者が安打で出ますが、追加点を挙げられません。しかし8回に2死1・2塁から福浦選手がこの試合4打点目となる適時打を放って久々の追加点。さらに9回にはこの回先頭の里崎選手、続くベニー選手がともに3号ソロを放ってダメ押し点を挙げます。さらに2死1塁から今江選手に代わって一軍昇格してプロ初打席となった田中雅彦選手は倒れますが、続くTSUYOSHI選手が本日4本目の安打を放つと、早川選手の適時打、さらには押し出しの四球と暴投で一挙5点を追加し、14点を挙げます。
 その裏、タイガースは三番手の藤田投手が登板。ところが、1死から金本選手の肘に死球を当ててしまいます。この回の表に福浦選手がこの試合二つめ・チーム計三つ目の死球を受けて交代した事もあり、乱闘騒ぎになります。その後、今岡選手に適時打が出ますが、大勢には影響がなく、14対3でマリーンズが大勝し、ホークスにゲーム差をつけました。一方、タイガースは3連敗となっています。観客数は4万8千5百人ほどでした。

 もう一つのデーゲームである横浜のベイスターズ対イーグルス戦は土肥投手と山村投手が先発。2回にリック選手の今季1号で先制したイーグルスが、4回には山崎武選手の20号とフェルナンデス選手の9号と、ソロ3発でリードします。さらに、山崎武選手の本日2本目となる21号2ランなどで終盤にダメ押しします。
 一方、山村投手は7回を4安打1四球でソロ1本のみの1失点。ベイスターズは9回裏に無死から連打の後、佐伯選手の2打席連続となる3号3ランで反撃しますが、そこで登場した福盛投手が後続を断ち、イーグルスが7対4で勝っています。観客数は2万4千3百人ほどでした。
 ナイターは4試合。名古屋のドラゴンズ対ファイターズは山本昌投手と武田勝投手が先発。2対2で迎えた8回に連打と失策で無死満塁とすると、小谷野選手の犠飛で勝ち越し。さらに金子誠選手に2点適時打が出ます。そして9回にも1点を追加したファイターズが6対2で勝ち、連勝を7に伸ばしています。観客数は3万3千7百人ほどでした。
 広島のカープ対ライオンズは黒田投手とギッセル投手が先発。3回にカブレラ選手の3試合連続となる9号2ランが出てライオンズが勝ち越しますが。その裏に栗原選手の適時打で同点に。そして5回裏、失策がらみでカープが勝ち越し点を挙げます。黒田投手は6回を6安打4四死球という内容ながら、2ランの2点のみに抑え、その後は継投陣が無安打に抑え、カープが3対2で勝利。ライオンズは4連敗で借金生活に入っています。観客数は1万4千9百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対ホークスは館山投手と水田投手が先発。初回に青木選手に8号先頭打者本塁打が出てスワローズが先制します。今日も松中選手を欠いたホークス打線は4回まで無走者。5回に田上選手の適時打で追いつくものの、その裏にスワローズが宮出選手の適時打で勝ち越し。続く6回には四球二つで溜まった走者を田中浩選手の適時三塁打で2点を追加します。ホークスは館山投手の前に8回を5安打1死球で1点しか取れず、スワローズが4対1で勝ち、連敗を5で止め、交流戦初勝利を飾っています。観客数は2万5千人ほどでした。
 東京ドームの読売対合併球団は高橋尚投手とユウキ投手が先発。4回にラロッカ選手の17号2ランで合併球団が先制。その裏に3点を失って逆転されますが、5回には下山選手の適時打で追いつくと、2番に入ったアレン選手の犠飛で勝ち越します。
 しかし6回裏に読売が追いつき、試合は延長戦に入ります。そして迎えた11回表、上原投手に対して先頭のラロッカ選手が死球で出塁すると、続くローズ選手が古巣への恩返し(?)となる15号2ランで勝ち越し。その裏は加藤大投手が抑え、合併球団が6対4で勝ち、引き分けを挟んだ連勝を7に伸ばしています。観客数は4万5百人ほどでした。

2007年05月28日 00:27