2007年05月25日

北と南でエラーで試合が決まる

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ベイスターズは雨で中止でした。
 大阪ドームの合併球団対タイガースはデイビー投手とボーグルソン投手が先発。3回まではともに無失点でしたが、4回裏にボーグルソン投手は先頭のラロッカ選手を歩かせると、続くローズ選手に14号2ランを打たれて先制されます。
 タイガースは4・5回と先頭打者の安打を生かせませんでしたが、6回にシーツ選手の6号ソロで1点を返します。そして8回、この回先頭で、久々復帰となった赤星選手が四球を選びます。そして、この判定を不服としたデイビー投手が暴言退場となります。そして急遽登板となった継投陣から金本選手と今岡選手が四球を選んで1死満塁としますが、好調の林選手、さらに前の試合で活躍した浜中選手が倒れ、追いつくことができません。
 そして9回は加藤大選手に抑えられ、2対1でタイガースが敗戦。合併球団は引き分けを挟んで5連勝となっています。観客数は2万8千6百人と、平日の大阪ドーム合併球団主催試合平均の3倍ほどの入りでした。

 札幌のファイターズ対スワローズは吉川投手とグライシンガー投手が先発。今季4人目の高卒新人先発となった吉川投手が好投し、6回を6安打1四球1失点と好投します。しかし、グライシンガー投手が8回まで4安打1死球で無失点と好投。スワローズは7回にも1点を追加し、2対0で9回裏を迎えます。ところが、9回裏にスワローズが木田投手を投入すると流れが一変。1死1塁からの投ゴロを木田投手が一塁に悪送球し、広い札幌ドームのファウルグランドを転がる間に一塁走者が生還。さらに2死後に小谷野選手に適時打が出て追いつきます。そして2死1・3塁で中嶋選手の三塁ゴロを飯原選手が悪送球し、これでファイターズが逆転サヨナラ。ファイターズは5連勝で貯金1。9回にプロ初登板を果たした金森投手が初勝利を挙げています。観客数は2万1千3百人ほどでした。
 福岡のホークス対カープは新垣投手と高橋投手が先発。同点で迎えた4回裏にホークスが2安打と四球で無死満塁と勝ち越し機を作ります。しかし、高橋投手は三振で1死を取った後、続く森本選手をゴロに打ち取ります。これで併殺と思いきや、東出選手の送球がそれ、これが走者一掃の適時失策となり、さらに大村選手の適時打もあって一挙に4点を勝ち越します。さらに続く5回も失策二つがからんで2点を追加。結局ホークスが7対3で勝利。失策での点数がそのまま結果に結びついた感じでした。観客数は3万2千5百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対ドラゴンズはギッセル投手と川上投手が先発。2回に1安打2四球で満塁としたドラゴンズが李選手の詰まりながらも中前に落ちる適時打で先制し、さらに藤井選手の犠飛と、谷繁選手の天井直撃の適時打で3点を挙げます。その後も着実にドラゴンズが追加点を挙げ、投げては川上投手が7回を5安打1死球で無失点。8回にカブレラ選手に久々となる7号2ランが出たものの、7対2でドラゴンズが勝っています。観客数は1万4千7百人ほどでした。
 なお、仙台のイーグルス対読売も雨で中止でした。

2007年05月25日 23:51